夢のように、いつも想っていた景色がありました。
絶対に叶う事のない、心の中で見ていた景色です。
もう諦めよう・・
こんなツラい想いなんて、もうイヤだ・・・
何度も破いては捨てて、
それでも諦めきれず、
ひとつひとつ泣きじゃくりながら拾い集めた、
ボロボロになってしまった景色です。
わたしの隣りにあなたが居る景色。
今では、となりに居ることが当たり前のように、
ありふれた景色になっています。
それが、どれだけ幸せな事か、
アルバムの写真を めくるたびに思います。
この景色に雨が降らないように・・・・
ううん、雨が降っても、
一緒に傘をさして歩いていけるように
ゆっくりと歩いて行きたいと思っています。