マスターポシェル「ひゃくごくん。ついにあなたの評判もAA級【噂の名匠】になったわよ。おめでとー」
へへっ、日々の職人活動で周りがついにオレを認めてくれたぜー
??「ちょっとまつザンス!」
だ、だれだー
な、なんだ、このおっさんは!
パネ「ゲッ、あいつかよー。」
ルナパ「うわあ・・・」
先輩たちすごく嫌がってるぷく・・・
マスターポシェル「あっ、クッキングベビルさん・・・」
クッキングベビルだってー!なんだそりゃあ?
Cベビル「困りますよー。マスターポシェル。ミーに話を通さずにこんなキッズプクリポに、わが栄光ある調理ギルドのAA級を名乗らせるなんて」
げっ、また俺をキッズ扱いするヤツかよー
マスターポシェル「で、でもひゃくごくんはギルドの仕事に積極的に参加してくれるし、料理の腕前だってあるんだから・・・」
Cベビル「キッズが小間使いするのは当然ザンショ。マスターポシェルは誰にでも優しすぎるんじゃないザンスか?」
こ、こいつ 言わせておけばー
「おいオッサン。オレがキッズだからって甘くみんなよー!」
Cベビル「口の悪いガキんちょザンスね。そこまで言うのなら料理勝負してもらいまショ」
料理勝負?
Cベビル「こちらの用意した料理人と勝負して万が一勝てたら、AA級の称号を与えることを許してやるザンショ。どうですか?この挑戦ウケマスカー?」
乗った!この勝負受けてやるぜ!
Cベビル「せいぜい恥をかかない程度には頑張るんですよー ホーッホッホッホ。
それではまた後日、お会いしまショ」
いやなオッサンだったぜ!
ポッパー「おい誰か!ごくじょうソルトまいとけ」
プノル「ひょくご。あんま気にすんなよ。あいつ先代マスターの時からの役員で、若い奴らをいびるのが趣味なんだよ」
先輩たちもあのへんなおっさんにいろいろ嫌がらせを受けてたみたいだぷく・・・
よし、ここはいっちょ。先代マスター派の鼻を明かしてやるとしますか!
~後日~
勝負の内容が届いたぞ!
なになに【ライトタルト】で勝負か!
へへっ、ライトタルトならSジェネラル実装の時に結構焼いたから得意だぜ。必要な素材はっと
おいしいミルク×10
天使のソーマ×1
ごくじょうソルト×3
デリシャスオイル×8
これを人数分集めればいいんだな。よし、ひとっ走りしてくるか!
バアルゼブブ「ソンナ【天使のソーマ】デ 大丈夫カ?」
「一番いい奴を頼む」
これで最高の【天使のソーマ】は確保できたぞ。
ごくじょうソルトはエゼソルのチレチェチェさんに以前貰ったエゼソルトを使うんだ!
今までに培った冒険の経験と調理スキルのすべてをこの一戦にぶつけてやるぜ!
さっそく本番に向けて練習だー!
~そして勝負の日 ラッカラン住宅村~
ここが決戦の舞台かー。ラッカラン住宅村なんて、オレには縁遠いとこだと思ってたんだけどなぁ。
スタッフ「ようこそひゃくご様。それではルールのほうを説明しますね。ひゃくご様は三人の審査員にライトタルトを用意してもらいます。
審査員は一人につき3点持っており、それをひゃくご様と対戦相手に振り分けるという形となっております」
つまり最低0点、最高9点というわけだな
「一応聞いておくけど審査員ってクッキングベビルの息がかかったやつらじゃないよな?」
スタッフ「その点はご安心を。わがギルド組合は不正を決して許しませんので、審査員は外部からの選りすぐりの料理評論家を3名お呼びしました」
「ところで対戦相手はもう来ているの?」
スタッフ「えぇ。すでに会場のほうに到着しておりますよ」
Cベビル「おやおや、おじけついてこないかと思いましたよ、感心関心」
「へっ、だれがビビるかよ」
Cベビル「ミーはビビるではないザンス!ベビルザンス!」
誰もお前の名前なんて呼んでねよ。
Cベビル「ゴ、ゴホン。ミーはこの日のために至高のライトタルト職人を召喚したザンス。果たしてユーのようなキッズに勝てますかな?」
「へっ、言ってら。究極のライトタルトを見せてやるぜ!」
よし、オレの決戦の舞台へ イクゾー!
ガチャ(ドアを開ける音)
「おじゃましまーす」
ところで俺の対戦相手、いったいどんな料理人だろう・・・
ドキドキ
??「グフフ 貴殿が吾輩の今回の対戦相手ひゃくご殿ですかな?」
へ、へんたいだー!
~中編に続く~