モロは怪しまれてはいけないと思い、
変相してあの方を調べることにした。
モロ『あのぉ。。。密着型ドキュメンタリー番組を予定してまして、是非ともあるのん様の仕事の現場を取材させていただけないでしょうか。。。』
某A氏『密着取材!?―( ゜∀゜)―ペカーン』
思ったよりすんなりとOKを頂き、早速某A氏の日常に迫ることに成功。
某A氏『ホールゲーイくぅ~~~ん♪頼んでおいた木工家具はできてるのん?』
某H氏『悪いなぁあるのん。今、取り込み中で出られないんだ。頼まれてたものは直接搬送するから、香りつけ頼むな。』
すると某A氏はポストから紙袋を取り出した。
モロ『あのぉ。その袋には一体何が入ってるんですか?』
某A氏『あ、これは木工家具の香りつけに使われるプクリポの毛です。
これを焚いて香りをつけるのん。』
やっぱり。馬場ちゃんの毛はそういうことに使われていたようである(-""-;)
その後某A氏についていくと、その足はテレビ局に。。。
某A氏『皆様こんにちわ~♪本日もこのジャパネットさかなが夏にピッタリの商品を紹介させて頂きます!(  ̄▽ ̄)ペカーン
こちらに並んでおりますフルーティーなソファーなんですが。
こちら、なんとあの高級プクリポの毛香がたっぷり含まれていまして。。。
なんだか、そこまで聞くと
それ以上の言葉は一切モロの耳には入ってきませんでした。。。
体調が急に悪くなったという理由でモロはその場を去り
急いで自宅へと向かいました。
ガチャガチャ!バタンッ!!
はぁはぁはぁ。。。。
馬場ちゃん『あら、モロ様おかえりなさい(*^^*)
どうしたんですか?そんなに慌てて( ・∇・)??』
モロ『馬場ちゃんさぁ。彼氏に馬場ちゃんのおケケをプレゼントしたことあるでしょ?』
馬場ちゃん『な、何故それを?(///∇///)?』
モロ『はぁ~(-。-;)やっぱり(-""-;)
どうしてプレゼントなんかしたの?
プクリポの毛は、高値で取引されてること知らないの?』
馬場ちゃん『ん?知ってますよ♪どうしてそんなに慌てているんですか?
モロ様、何かに怒ってるんですかぁ?』
モロ『だって、だって馬場ちゃんが心配なんだもん~(。≧Д≦。)』
馬場ちゃん『とりあえず落ち着いて下さいな。
ゆっくり話しましょう♪』
馬場ちゃんはなにも知らないからこんなに呑気にしてられるんだ。
でもでも。。。これって、本当はモロの心の中におさめておいた方がいいことなのかな?
いや。やっぱり話そう。本当のことを知ることは大事だわ。
それに今知れば、まだ傷が浅くて済むかもしれない。。。
モロ『馬場ちゃんの彼氏は。。。馬場ちゃんの彼氏は。。。
馬場ちゃんの髪の毛で商売してるんだからぁぁぁぁ~(。≧Д≦。)』
馬場ちゃん『なるほどぉ(笑)それを知って心配していたのね(笑)
最近モロ様の様子がおかしかったから、どうしたのかなぁ?って
馬場も心配しておりました(*^^*)』
え??(  ̄▽ ̄)ドユコト?
モロ『馬場ちゃんは、わかっていてそうしていたと言うことなの??』
馬場ちゃん『ええ(笑)そうですよ♪
そもそも彼との出会いが職場でしたから(*^^*)
馬場は、もともとモロ様宅にお勤めが決まる前は、
高級毛香の市場で働いていたんです。』
モロ『え!?それじゃ、彼に騙されてそうしていたわけではなかったと言うことなの?』
馬場ちゃん『当たり前じゃないですかぁ(笑)
馬場も売り上げの半分をちゃんと貰っていますし。
私とダーりゅんは、ビジネスパートナーでもあるんですよ♪』
ガビーン(@ ̄□ ̄@;)!!
モロ『それじゃ、利益目的ではなく、二人は本当に愛し合っているということなの!?』
馬場ちゃん『モロ様ったらぁ。愛に理由なんていらなくてよ♪(*^^*)ムフフ』
そう言って掃除を再開しようとした馬場ちゃんのポケットからヒラリと1枚の写真が落ちた。
モロはそれを見てはいけなかったのに。。。
だって、目が勝手においかけてしまったんですものぉ。。。(。≧Д≦。)
馬場ちゃんは
モロが思っていたよりもずっとずっと大人でした。。。