ひろくんの冒険日誌

気がつけばいつも側にいたんだって
側にいなくなってから気がついた
朝焼けの渇いた風
差し込む光
何気ない会話の鳥の鳴き声
世話しなく過ぎる街並み
そんないつもの日常が
ボクの周りで流れてく
いつものコーヒーの味がちょっぴり苦い
あぁ、そうか、こんなに恋してたんだ
そっと右手を出して…空振りする
あぁ、そうか、こんなに恋してたんだ

時間は戻らないのに想い出はあの頃のまま
想い出しても時間は戻らないのに
セピア色の想い出が時を止める
あの日見た夢の続きを
キミと一緒に見れない事が
何度も何度も後悔させる
こんな時だけ神様にお願いなんて
都合のいい事分かってる
ボクの目は見えないキミを探してる
あぁ、そうか、こんなに恋してたんだ
ボクの耳は聞こえないキミの声を探してる
あぁ、そうか、こんなに恋してたんだ

いつか笑顔で、またこの場所で
それまで、しばらくおやすみなさい


出来ることなら届いてほしい…
願いが叶わないとしても…