今回、ヴェリナード領南まで足を運びました。
狙うは体がとても長いあのお方。
とても珍しいので、気を引き締めて参ります。
一匹目に釣れた魚は錦糸卵のような飾りを付けた
チョウチンアンコウさん。
大迫力の顔が逆に愛らしいですね。
アンコウさん、かなり大量に釣れます。
大人数で一斉に釣ってみると地獄絵図になりそうです
続いてマンタさん。大きく開いた口がチャーミングです。
アンコウさんが無造作に置かれているのに対して、
マンタさんは丁寧に立たされている、というか浮いてます。
透明なスタンドでもあるんでしょうね。
マンタさんも巨大魚でありながらアンコウさんに負けじと釣られてきます。
大きく旋回した大物魚がいれば、それは間違いなくこの方です。釣り上げたら大袈裟に愛でてあげましょう。
お次は超重量級のジンベイザメさんです。
ジンベイザメを一本釣りするなんて、普通ではありえない事ですが、アストルティアのナチュラルパワーが冒険者に力を与えているのでしょう。
ジンベイザメは体が大きく温厚なイメージが強いですが、
テンションを上げて、強い力で糸を引っ張ります。
正直、この巨体で引っ張られたら体ごと海に引きずり込まれそうてすが、それは気にしないでおきましょう。ナチュラルパワーです。
ヴェリナードで一番釣り上げるのが難しいのではないでしょうか。夜明け近くまで釣りを繰り返しましたが
上記の3名が繰り返し釣れるだけで
大本命がなかなか釣れなく苦戦していました。
精神も既に限界で何度も気を失いそうになりました。
そんな私を見るに耐えなかったのか、
唐笠を被った謎の武士さんが手助けをしてくれました。
私の頭の上で狼狽しているホイミンさんによると、
かなりの釣り名人だということです。
謎の武士さんの手も借り、何とか釣り上げました
幻のリュウグウノツカイです。
とても体が長く、カメラに映りきらない程です。
鮮やかな体色に頭にはヒラヒラした飾りがついています。
ヴェリナードにここまで大きい魚がいたのには驚きました
武士さんは多くを語らず、背中でものを語っています。
私が魚と格闘していたときはコミカルな動きで応援してくれていましたが。
リュウグウノツカイは自宅で遊泳させています。
泳いでいる姿は流れ星、或いはスカイドラゴンを連想させます。