(以下バージョン7.1までのネタバレがあります。)
神具解放の審問宮3はさておき、フォーリオン造成地やタービア草原に接点のありそうな人物というと、ポルテの師匠が一応怪しい感じはあります。
なぜなら、バージョン6.2でフェディーラ作のふわふわジュースの在庫を切らしたのがポルテの師匠という線も一応ありそうだからです。
というのも7.0終盤でポルテが、師匠から天星郷や霊子のことを教わったと話していたので、
師匠はどういう方法でなのかは不明なものの天星郷へ足を運んだ可能性は残っていそうだからです。
ポルテがただの人間なら霊子は見えないはずですが、7.0ゼニスの封宮で霊子が見えていましたし、
師匠から霊子がある場所では聖天のつばさで飛べることも教わっていたそうです。
ただ、ふわふわジュースは霊子が見えない人が飲むと霊子が見えるようになる飲み物なので、これを飲むとしたら霊子が見えない者が見たいor霊子が見えない者に見せたいという目的があって飲むor飲ませるはずですから、
もし師匠が飲んだりポルテの体に飲ませたりしたのなら師匠が天使という可能性は低くなると思います。
そもそもなぜ天使しかいない天星郷にふわふわジュースという霊子が見えるようになるドリンクが必要だったのか。
翼のケガをして飛べなくなった天使用に聖天のつばさはあるわけですが、翼をケガしたからといって霊子が見えなくなるわけではないはずです。
もし師匠がふわふわジュースを欲したとするなら、ゼニアスでポルテに霊子を見せるためという目的はあったんでしょうか。
また、ポルテは「隊長にも 見えてるの?」と主人公が霊子が見えるかどうかを知らなかったことも明かしています。
なお、ここまでの霊子とふわふわジュースの話についてはまだ根拠に乏しく妄想の域を出ない作り話に過ぎないです。
ただ、知恵の社に誰がマダムコーンの情報を残したのか。
天星郷・神具解放の審問宮3・タービア草原にしかいないマダムコーンの情報を持っていたのは誰なのか。
また、7.0の王都キィンベルで主人公に会った師匠は、ゼニアスのことを既に知っている口ぶりでした。
そして、主人公のもとを去ろうとする師匠はつむじ風のような風を起こします。
風の勢いに主人公はたじろぐのですが、師匠はびくともせずに笑みを浮かべながら立ち去ってしまいます。
さらに、文脈をその少し前にたどると、マローネがパドレア邸の前で「今日は 風が 気持ちいいわね……。」と「風」を口にしているのです。
師匠は風にまつわる人物という可能性はあるのでしょうか。
7.0のムニエカの町のストーリーで、精霊の泉で師匠は淡い緑色の光を発しながら泉を復活させますが、
この光を単純に〝緑系〟単色、それとも〝緑系+白〟と判断した方が良いのか、見た目だけでは微妙な感じです。
緑系の中で白がこんぺいとうの形のように光っているようにも見えるのです。
この緑系の光に近い色というと、エテーネルキューブなどでの時間跳躍時の光や時の回廊の色以外に、
エルフの初期村ストーリーでボスを倒した後に若葉の精霊が強い緑系の光を発しながら消えてしまったものがあり、これは生命力の色のようでしたが、
7.1ラスボスが放った黒いビームから身を守るためにポルテの師匠が張った結界もこの強い緑系の光に近いです。
つまり、ポルテの師匠が放つ緑の光とは、〝緑系+白〟(6.5バカンウグレ遺跡 7.0精霊の泉)と〝強い緑系(やや黄色ががっている)〟(7.1ゼニスの封宮)の2種類あるようです。
メガルーラストーンクエストでロクサーヌが放つオーラや、7.0ガートラント城でポルテが種から花を咲かせるために生命力を注ぐ時に発された光も〝強い緑系〟に近かったです。
7.0大樹の鳥籠でとらわれの女神ゼネシアに捧げられた星封の結晶、7.1ムニエカの町の浄化の聖花石、魔界のデモンマウンテンの光は〝緑系+白〟の色でした。
なお、白というと、アグラニの町の初期村ストーリーで、ホッツィ親方が大怨霊マアモンを消し去った勇者覚醒の光に対し「真っ白い光」と口にしていたり、
バージョン5.5でジャゴヌバ討伐後の大魔王城のパーティで、生前の肉体の姿で現れたナジーンは白い光を放っていました。
エドガー・ケイシーの『Auras - An Essay on the Meaning of Colors』によると、「白」は霊魂の完璧なバランス(神聖さ)を表していて、
また「緑」は、エメラルドグリーンは癒しの色で、青がかった緑は人助けや信頼性を表し、これが黄色に傾くと弱くなっていき、黄色が強くなると虚偽やあざむきを表すことが多いそうです。
ポルテの師匠を特定できるだけの決定的な根拠はなく、7.1終了時点では謎のようです。
アマラークの謎(3)へ続きます。