バージョン5の内容を書いてます。
ネタバレイヤ、な人はゴメンね。
バージョン5を始めてる人、ネタバレオッケーな人は続きへgo~
さて。
魔オガコの状態から、何とかしてもとに戻りたいアタシは、ゼクレス魔導国、バルディスタ要塞の盟主たる二人の魔王に掛け合って、大魔王選考の儀式に呼び出そうとしている、ファラザード国の使者を名乗るユシュカという奴の手伝いをしている。
ゼクレス魔導国の魔王とは、色々あった末に出席の約束を取りつけた。
続いては、バルディスタ要塞に向かったのだけど。
できれば、ここの魔王には、2度と会いたくはなかったね。
なんせ、そもそもアタシがこんな姿になったのは、ここの魔王にバッタリ会って、死ぬかというほど痛めつけられたせい。
そんな相手にまた会うなんて、どうしたって身がすくむ。
それでも、元に戻るためには仕方ない。
嫌々ながらも行ってみた。
ゼクレス魔導国とは、やはりだいぶ印象が違う。
全体がまさにひとまとまりの要塞国家で、中にあるのは武器工房やら兵士の宿舎やら、ほぼ全て軍備に関わる何かだと言っていい。
この軍事力にものを言わせて、アストルティアに侵攻を始めたわけだ。
第一回の侵攻が、開始直後に撤退していったのは、ユシュカの巧みな妨害工作故だった。
アストルティアの住民からすれば、奴に借りを1つ作ってしまったのかもしれない。
そんなバルディスタの盟主が大魔王になられては、アストルティアにとっては、脅威が増すばかり。
できれば、ここの魔王には、選ばれて貰いたくない、等と思いつつ、それでも、大魔王選考会に興味を示さない魔王相手に、あの手この手の交渉を続けた。
あちこち調べてまわるうち、魔王ヴァレリアの意外な側面も見えてきた。
アストルティアには最も厄介な相手であることには、変わりはなさそうだけど…
争乱に巻き込まれた子供を保護する施設も作って、自身も足繁く通っていたようだ。
上の写真は、直後ここで起きる惨劇によって、変わり果てた姿になる前の、孤児院の外観。
…これも本当にイヤな後味の残る事件だった。
結局、ここで起きた事件がきっかけで、魔王ヴァレリアも大魔王選考会に出席を表明した。
次は、ユシュカの国、南の砂漠にあるという、新興国ファラザードに向かうことになる。
その前に、バルディスタで見かけた絶景写真を。
ターボル渓谷の最奥地。
魔界にも、虹がかかる場所があるんだね。
そして、バルディア山岳地帯での1枚。
魔界にも、月がかかる。
太陽は、どうも無いみたいだけど。
太陽の代わりに、高い山の頂きに輝くアレは、一体何なんだろうね。
滞在が長くなるにつれ、そんな、魔界に関する疑問があれこれ浮かび出す。