やぁ、アストルティアの諸君、わたしはある国で聖騎士をやっているものだ
国からある命を受け各地を旅している
こうみえて国では結構人気があるんだ、かわいさと渋さを合わせ持ち正義感に溢れるその姿をみて人はわたしをダンディープクおと呼ぶ。まぁ女の子なんだがね、はっはっはっはっ
そんな人気者のわたしだが一度国を出ると不審者扱いされることも多い。衛兵に捕らわれるのは日常茶飯事、村へいけば自警団に襲われることもある。
まぁ、話せばわかってもらえるのだがいつまでたっても慣れないものでなかなかに堪えるね
わたしこう見えて繊細だから。はっはっはっはっ
で、先日街を歩いていたときの話なんだがね…
ちょうど前を歩いていたプリチーなプク子さんがハンカチを落としたんだ
近頃は挨拶しただけで通報されたりもする、しかしわたしの正義感はそんなことでは揺らがない、誇り高き聖騎士だからね
ハンカチを拾ったわたしはプク子さんに声をかけた
『お待ちなさい!お嬢さん!』
振り返ってわたしを見るプク子さん
(; ゚ ロ゚)ビクッ
お嬢さん『や…いやぁぁぁぁぁ!変質者ぁぁぁぁ三 (lll´Д`)』
ノ『ちょっ…ま…まって!逃げないでっ!』
ノ『あ、あのハンカチ…
落としましたよって言いたかっただけなのに…』
こうして今日もわたしの正義は空回りしたのである
わたしはある国の聖騎士、誤解されるからなげきムーングラス外せば?と良く言われる
だがこれは女性を見る視線を隠すためにつけている、外す訳にはいかぬのだ
親愛なるハリーオード王からの極秘任務、かわいいプク子を我が月へ
クエストクリアにはまだまだ時間がかかりそうだ