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フォースマエストロ

ミラージュ

[ミラージュ]

キャラID
: DX235-898
種 族
: ウェディ
性 別
: 男
職 業
: 魔法戦士
レベル
: 133

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写真コンテスト

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ミラージュの冒険日誌

2015-01-12 03:19:03.0 2015-01-17 17:01:14.0テーマ:その他

【2.4ストーリーネタバレ注意】なりきり冒険日誌~悠久の回廊・幻影

◆                                                                    ◆
 灰色の嵐が悠久の回廊に吹き荒れる。余りの風圧に一瞬、立ち止まるが、やがてそれはおさまり、雪のように星が降る暗い道に、一条の光が浮かび上がった。
 光は浮かんではまた散っていく。その連続が一筋の道となった。道の先頭を歩むのは幼い少女の姿だ。その足跡がラインとなって私を導く。小さな娘はやがて美しく、凛々しく成長し、勇者姫の姿となる。
 手探りでそれを追う内に、追っているのが私一人でないことに気づく。戦士に僧侶。勇者のもとに集った冒険者たち。どうやら彼らも無事、試練を乗り越えたようだ。
 彼らの足跡もまた、光となる。
 私は軽く手を上げてサインを送り、光のラインに加わった。

 勇者の足取りから溢れた輝きが、彼女の歩んできた道を教えてくれる。
 父と母、兄。美しい思い出の箱庭に、空席が一つ。
 もう二度と座ることの許されない、空席。
 これが、彼女に与えられた試練か。  少女は過去を振り切り、盟友の手をとる。
 そして、全ての試練が終わりを告げた。

 前にそびえるのは奈落の門。
 長い道のりだったが、ここからが本番だ。
 勇者姫は扉の前で立ち止まり、冒険者たちの集結を待つ。一人、また一人と勇者の元に戦士が集う。
 最後の一人が辿り着き、アンルシア姫は深く頷いた。

「奈落の門に突入します。皆、油断しないで」

 凛々しく剣を抜き放ち、扉に手を振れる。
 光が溢れ、勇者の姿が閃光と共に消える。
 と、同時に我々もまた光に包まれた。
 光の渦の中に、漆黒の炎が見える。
 その中心に、威風堂々と立つ一人の男と、男に傅く騎士のような姿。

「これが最後の戦いよ」

 勇者アンルシアは、そう宣言した。
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