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フォースマエストロ

ミラージュ

[ミラージュ]

キャラID
: DX235-898
種 族
: ウェディ
性 別
: 男
職 業
: 魔法戦士
レベル
: 133

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ミラージュの冒険日誌

2015-07-27 20:26:56.0 テーマ:その他

なりきり冒険日誌~永遠の夜と共に(後日談)【注:強ボス写真有り】

 さて、ここからは後日談である。
 あれから私は更に魔女との戦いを重ねた。
 先日の戦法は、決まれば見事な効果を発揮するものの、実のところ、なかなか安定しないことが分かってきた。

 まずは序盤。敵の激しい攻撃に対し、酒場で雇った僧侶一人では支えきれないことが多い。先日の僧侶は、かなり優秀な人材だったようだ。
 仕方なく僧侶二名体制とし、ドラキーのラッキィ、魔法戦士の私でパーティを組む。これで序盤はかなり安定してくれた。

 だが、今度は戦術の要となるマダンテによる分身阻止が難しくなってしまった。やはりバトルマスターがいなくなった以上、剣や弓でのマダンテでは火力が足りないのだ。
 さらに、前回は気づかなかったのだが、位置の関係でマダンテが大釜を巻き込んでしまうことが多い。これにより、大釜によるハートボイルド召喚を誘発してしまい、自滅すること数度。
 剣装備のマダンテ一発では、大釜が召喚を開始するほどのダメージにはならないはずなのだが……どうやらラッキィの呼ぶ流星群の流れ弾が釜に当たっており、中途半端に体力を削っていたようなのだ。

 私は悩んだ。なんとかして安定して勝てる方法は無いものか。
 魔女を二階に誘ってからマダンテを使うという戦術も試してみたが、気紛れな魔女はそう易々と誘いに乗ってくれない。

 試行錯誤。いくつもの失敗の果て……
 ……私はついに編み出した。
 身も蓋もない、必勝法を。
 それは……
「ラッキィ、魔力の歌以外、何もするな」
「キィ」

 戦闘開始直後、ラッキィが魔力の歌を歌ったのを確認すると、速やかに作戦指示。戦いを私に任せるよう命じる。これで流れ弾が釜に当たるようなことはなくなる。
 他のメンバーは僧侶二人なので、当然、雑魚の掃討も全て私一人でやることになるのだが……僧侶が二人いる以上、多少時間がかかっても全滅するようなことは殆どない。

 雑魚を倒した後は、魔女の体力を削っていく。不気味な光も忘れずに入れておく。
 ほどよく削った後で一瞬だけ作戦指示を出して、ラッキィにもう一度歌わせる。歌った後は再び傍観指示。
 フォースブレイクから攻撃を仕掛け、魔女が分身を呼び出そうとしたところでマダンテを仕掛ける。
 前回はこの一撃で一気に倒してしまう作戦だったが……今回の場合、火力不足で上手くいかないことが多い。
 だが、マダンテの直撃を受ければさすがの魔女も瀕死にはなる。そのまま攻撃を続けて、まず、本体を倒す。
 これで、3体同時という脅威だけは取り除くことができるのだ。
 残った分身2体も強敵だが、僧侶二人がいればこちらを全滅に追い込むほどの脅威にはならない。しかも、マダンテでかなり体力を削られている。慎重に距離をとりつつ、一体ずつ倒していけばいい。

 後には大釜とトマトだけが残る。
 ここで杖に持ち替え、延々とトマトを叩き続ける。そう、魔法力が全快するまで叩くのだ。マホトラを使ってもいい。
 魔力が回復する頃には、フォースブレイクとマダンテも再び使用可能になっているだろう。
 おもむろに不気味な光を放ち、呪文抵抗力を奪ったうえで、ラッキィに参戦指示。魔力の歌からのフォースブレイク、マダンテとラッキィの流星群で一気に決着をつける。

 これにて戦闘終了。茹でた心臓の出番はない。
 おそらく魔女の本体を倒したあたりでパーティが五体満足であれば、ほぼ勝ちが確定するはずだ。
 ドラキーがドルマ系の呪文を覚えているなら、流星群を使用禁止にしたうえで、もう少し彼の参戦機会を増やしてもいいだろう。さらに楽になる。
 なお、この戦術はパーティ全員の即死呪文と踊りへの対策が、魔法戦士はさらに魔力吸収への対策が万全であることを前提としている、ということを断っておく。

「……以上、時間はかかるが確実に勝ちを狙える戦術として考案してみたのだが……」
「アナタって本当にイヤな男ね」  実験に付き合わされた魔女は不機嫌そのものの顔で頬杖をついた。私は腕を組む。

「これだけ真剣に対策を考えてもらえれば悪役冥利に尽きるだろう」
「いい迷惑よ! とっとと出て行って!」

 どうも、嫌われたらしい。ヒステリー気味の魔女に追い出されるようにして、私は夜宴館を後にした。  彼女には悪かったが、これで一つ、スッキリした。
 次はキングヒドラによく似た、あの魔物を倒す方法でも探してみようか。勿論、自分は魔法戦士、仲間は酒場で雇うか魔物を育てる方針での攻略だ。
 こちらはさすがに相性が悪い気もするが……探してみれば、思わぬ抜け道が無いとも限らない。
 早くも挑戦心がうずいてきた。魔女のため息が聞こえたような気がした。
 いつだって、夜はこれから、なのである。
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