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フォースマエストロ

ミラージュ

[ミラージュ]

キャラID
: DX235-898
種 族
: ウェディ
性 別
: 男
職 業
: 魔法戦士
レベル
: 133

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ミラージュの冒険日誌

2015-09-12 23:39:27.0 テーマ:その他

なりきり冒険日誌~ミステイクは突然に

「いばらのムチを探しているんだ」

 偉大なる英雄はそう言った。リュートの音色に混ざって、合いの手のような猫の鳴き声が聞こえてくる。肉球の旗が風になびき、屋外マットの上ではプリズニャンが昼寝中。のどかな猫島。
 以前は定期的に行われていた"御前試合"に参加しようと、毎日のように大量の冒険者がこの島を訪れていたのだが、物々しい彼らの姿が猫たちの生活を脅かすということで、キャット・マンマー自ら中止命令を出し、今では平穏そのものだ。
 そんな猫島に今日は大勢の冒険者がやってきた。お目当ては目の前のプクリポ。英雄フォステイルがまた出たというわけだ。
 事前に噂を聞き、すでに必要なモノは用意してある。
 私は勝ち誇った笑みと共に懐からムチを取り出した。  高く掲げたムチを見上げて、フォステイルは一瞬、演奏の手を止めた。
 そして一言、こう言った。

「ミラージュ……私はいばらのムチを探しているんだ」

 風が吹いた。ゆらゆらと揺れるムチはトゲひとつない滑らかな皮のムチ。
 猫の鳴き声。枝葉のざわめき。リュートの音色もそれに混ざった。
 私は無言でルーラストーンを取り出し、天にかざすのだった。

 数刻後。 「嗚呼、8500ゴールドは高すぎた」
「町の武器屋で買えばよかったのさ」
「タイムイズマネー、タイムイズマネー」

 奇妙なデュエットが猫島の空気を乱した。
 奥地ではキャット・マンマーが、少し嫌な顔をした、らしい。
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