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フォースマエストロ

ミラージュ

[ミラージュ]

キャラID
: DX235-898
種 族
: ウェディ
性 別
: 男
職 業
: 魔法戦士
レベル
: 133

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ミラージュの冒険日誌

2016-05-14 16:06:40.0 2016-05-15 20:11:07.0テーマ:その他

魔法戦士、モグラに挑む(3)~なりきり冒険日誌【ドン・モグーラ、ソロ挑戦】

 モグラの楽団、ドンとゆかいな仲間たち。その物騒な演奏会もいよいよ佳境に入った。
 ドン・モグーラは最後のスタイルチェンジに向けて準備を始める。彼の切り札、バンドメンバーを呼び出そうというわけだ。
 ここで、私も準備を開始しなければならない。漫然と戦っては勝ち目はないからだ。
 何しろ、酒場で雇われた戦士やドラキーのラッキィは、バンドメンバーよりドンを優先して狙おうとする。そして赤いアフロを生やしたドンはあらゆる攻撃に対応して力を溜め、その力をバンドメンバーに分け与える能力を持つ。
 私が率先してこの事態に対処できなければ、待っているのは確実な敗北だけなのである。

 私はドンの表情の変化を見逃さず、スタイルチェンジに合わせて武器を杖に持ち替える。そして聖水を使い、大急ぎで魔法力を回復。二つ使うぐらいの時間はある。この時に備えて、魔法力は可能な限り高めに保っている。
 ややあって、ドンの呼び掛けに応じ、最後の増援、クレイジー・プック、ミスター・シャウト、エル・マーマンが現れる。
 すかさず私はフォースブレイクを放つ。エル・マーマンを始末できれば理想的だが、彼はフォースブレイクがやや効きづらい。クレイジー・プックを狙うのが安全だろう。
 魔力の歌で強化されたマダンテは、クレイジー・プックを一撃で仕留め、巻き込まれたミスター・シャウトもついでに退場させる。
 エル・マーマンも体力を半分以上削られることになる。
 この後は武器を持ち替え、エル・マーマンに攻撃を仕掛ける。
 幸いなことに、戦士の真・刃砕きやチャージタックルは体力の残っている相手を狙うという性質があり、これらに限ってはエル・マーマンを狙ってくれる。早期撃破は不可能ではない。

 首尾よくエル・マーマンを倒すことができたなら、再び戦士とラッキィに待機指令を出す。残り一匹になったとはいえ、やはり迂闊に力を溜めさせてしまえば壊滅の危険はあるからだ。
 ここは最少の手数で最大のダメージを与えたい。
 私は時間を稼ぎつつ魔法力を回復する。時折、戦士の待機命令を解除し、真・刃砕きを使わせるのも重要だ。
 杖に持ち替え、最大まで魔法力を高めたなら、不気味な光を手から放ち、ドンの呪文耐性を奪う。ラッキィが魔力の歌を歌えば、いよいよフィナーレが近づく。
 フォースブレイクの輝きがドンの身体に吸い込まれると、私は交差した腕を広げ、全ての魔力を開放する。
 三発目のマダンテが石畳を照らし、長い演奏会に幕を下ろした。
 終わってみれば、鍵を握ったのはフォースブレイク、マダンテにギガスラッシュといった魔法戦士ならではの技能と、雇った仲間への指示。
 私の挑戦スタイルと上手くかみ合った結果になったことに私自身、驚いている。
 とはいえ、運に左右される部分が多く、勝率は3~4割といったところだろうか。
 何しろ運が悪ければ、ドンがバンドメンバーを呼んでからフォースブレイク、マダンテの僅か2手の間にこちらが壊滅していることもあるのだ。
 世界樹の葉も惜しみなく使わなければならず、まだまだ、完全勝利とはいいがたい。更に上を目指すなら構成から考え直す必要があるだろうか?
 噂に聞く浮遊呪文が解放されたなら、また話は変わってくるだろうか……
 ……などと思いにふけっていると、石畳からひょっこりと顔を出したモグラが一匹。あの顔はモグやん・スターシーカーだ。
 彼は無言でチケットを手渡し、サッと地面に潜っていった。また来い、というわけだ。
 私は苦笑しつつ彼の消えていった穴に手を振った。
 新技能の噂、旅人バザーに関する噂。停滞していた世界が徐々に動きつつある。
 次の時代では、どんな挑戦ができるだろうか。
 出来ることなら、多くの冒険者がのびのびと冒険を楽しめる時代になってほしいものだ。
 地下回廊の歯車はカチカチと、ただ悠久の時を紡ぎ続けていた。
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