ドラクエ30周年!
いい機会なので歴代ドラクエの思い出を振りかえってみようと思います。
まずはドラクエ1
リアルタイムでは触れておらず、確か4が発売された頃に友達に借りてプレイしたのですが……
実はプレイする前に小説版を読破済みで、おおまかなストーリーはわかった気になっていました。
そして小説版のストーリー進行通り、まずはガライの町に行こう! とレベルも上げずに遠出した結果……!
ドラキーに殴り殺されて「あなたは しにました」
結局そこでプレイ終了。私のラスボスは竜王ではなくドラキーでしたw
そんなドラキーも今では頼もしい旅の相棒。
奇妙な縁を感じますなあ。
続いてドラクエ2
こちらは「若干」リアルタイムで触れていました。
自分ではカセット(という呼び方も懐かしい)を持っていなかったので、友達の家でのプレイ。
FC版の2は復活の呪文方式なので、友達のカセットで自分のプレイができたのです。
とはいえ、やはり手元にカセットがないと継続してプレイできないわけで……こちらも途中まででプレイが途切れています。
どちらかというと、友達がプレイするのを後ろで見ていた印象が強いですね。
ブリザードの恐怖は見ているだけでも嫌というほど理解できましたw
サマルが死んで真っ赤に染まったロンダルキアの景色は、子供心に凄まじい恐怖心を植え付けてくれたものです。
あの演出は、技術の進んだ今のドラクエでは逆に不可能な代物。
やはり演出に必要なのは技術そのものではなく、その時代の技術に見合った製作者の創意工夫なのですなあ、と改めて感じ入ってみたり。
ちなみにその友人は「デルコンダルにシドー召喚」という裏技を見せてくれました。
今にして思えば、マニアックな友人だったのですね~w
そしてドラクエ3
初めて買ったドラクエです。
その面白さは今更語るまでもありませんが、何よりも記憶に残っているのは、そう……
まるで朝露の如く、儚く消えていく冒険の書たち!!
私もあれには泣かされました。
子供だったので本当に文字通り、泣いてましたw
「例の音楽」がトラウマになっている、という声はよく聞きますが、私の場合、トラウマなのは「沈黙」です。
本格的にバッテリーが狂うと、音も無く消えているんですよね、冒険の書。
消えたというメッセージすら流れず、ただ無音のタイトル画面にポツンと「ぼうけんのしょをつくる」だけが表示されている、あの絶望感……!
何故かイシスあたりまで進んだところで消えることが多く、未だにイシスまでは「見知った世界」、ポルトガ以降は「知らない世界」という印象が強いです。
そんな絶望の波に必死で抗い、ようやくゾーマの元まで辿り着いた私を待っていたのは、意外な結末でした。
そう、それはロト伝説の真実……!
なんかじゃなくて。
謎の「光の玉消失」でした。
ええ、消えてしまったんですよ。光の玉。何故か。
仲間の誰も持っていない。預り所にもない。
まさか取り忘れ?と竜の女王の城に行っても、物言わぬ未来の竜王が卵の中に佇むのみ。
一体どこに消えてしまったのか、いまだに謎のままです。バグ?
もちろん、子供の私に闇ゾーマを倒せる実力があるはずもなく……
私のロト伝説は「勇者、ゾーマに敗れる!」で、いったん幕を下ろしたのでしたw
結局新しいカセットを中古で買い直して、ゾーマを倒せたのは発売から一年以上も経った頃だったでしょうか。
データが消えてやり直しになったのも含めると、6~7代目の勇者だった気がします。
苦労した分、感動もひとしお!
無念にも散っていった代々の勇者たちよ、仇は討ったぞ!!
ゾーマ「……いや、データが消えた奴らのことまでは知らんわ」
と、いうわけで、ロト三部作の思い出でした。
天空三部作に続く……かな?