王都カミハルムイ南「古書店」F-3にある本棚にて
『ももものモーモン』という絵本だ。
まんまる お月さまのよる。
もももという名の ちいさなモーモンが
ふわふわ ものおもいに ふけっていました。
ももものきょうだいは たっぷり血をすって
りっぱなピンクモーモンに なったのに
もももだけは ちいさなモーモンのままでした。
もももは血がニガテで 飲めなかったのです。
お月さま ぼくは おちこぼれモーモンなの?
もももの目から しずくがぽたんとおちました。
すると お月さまのかげから まぼろしのように
あわくひかるモーモンがあらわれて いいました。
もももは ももものままで いいんだよ。
もももは たいせつなことを しりました。
やがて もももは ゆきのように まっしろな
めずらしいモーモンに せいちょうしたんだとか。
ももももももも、ももももも!
Ver1の時点で、Ver5のどじっこ系メインヒロイン(?)の伏線があり熱い展開でした
◆月 ⇒ デモンマウンテン山頂付近
◆月の影から淡く光るモーモン
⇒ ジャディンの園からきた月の後光により光るように見えるモーモン
ということなのかな
マップデザインする上でのキーワードとして取り入れられてそう
これって、魔界を知る「絵本を描く」心優しい人がいたってことだよねぃ
魔族なら年齢数百年もあるので、もももが数百年前からいたとして
その期間に絵本にしティアにこの本を持ち運ぶ術を持っていた何者かがいたということ
園のモーモン達はイルーシャと面識がなかったため、記憶を無くす前のイルーシャが描いた線は無さそう
ティア産コンパスしかり、アラハギーロ建築を模して作ったファラザード王の師匠が描いたのか
もしくは、ジャディンノの園を作った本人、魔仙卿が描いたのか
はたまた、全然別のティアへの抜け道を知る者が描いたのか
六大陸堂にはティア文化の物がいくつかあるため、ゼグレス付近にその道を知るものはいそうだ
このように魔界デザインの中にはいくつか小ネタが挟まっている
今後ストやサブクエに活かされると期待して
次回は魔界豆知識をまとめて投稿予定 またねーん