オフィの冒険日誌

暗黒の魔人のパラ魔魔僧って構成ありますよね。
パラが魔人の正面に立って攻撃を引き受け、魔と僧は後ろに回って攻撃を避ける比較的メジャーな攻略法です。
あれが何故成立するか、あなたは知っていますか？
私は知りませんでした。とあるおかっぱエルフに教えられるまでは。

私の場合、暗黒の魔人は一番近くの人をターゲットにする習性があるのだと思っていました。
だからパラに全ての攻撃がいき、パラ魔戦法が成立するのだと。
しかし、それは間違いだったのです！

なぜなら、暗黒の魔人はタゲを指定する攻撃はグランドショットだけで、他は全てタゲを指定しない非タゲ攻撃であるからです！な、なんだってー！

タゲ攻撃と非タゲ攻撃を見分けるのは簡単です。
「○○○（キャラ名）にグランドショット！」という風にメッセージに攻撃対象の名前が出るのがタゲ攻撃、それ以外は全部非タゲ攻撃です。

タゲを指定する攻撃には、ランダム性があります。
パラを狙うか、僧や魔を狙うかは敵の機嫌次第であり、そのランダム性を排除するには怒りを取るなどの方法を取らねばなりません。

しかし非タゲ攻撃は違います。
非タゲ攻撃の前には必ず一番近くの相手に目線を合わせるという習性があります。
この習性にはランダム性は一切存在しません。
「必ず」「一番近くの相手」に照準を合わせるのです。
これは魔人に限らず、全ての敵に適用される絶対のルールです。
不思議に思いますか？　でもこれは不思議でもなんでもない、普通のことなのです。

例として、うちのチームのとあるピンクが大好きなレグナードを挙げてみます。
レグナードの非タゲ攻撃は、はげおた、ダイブ、テール、竜の咆哮などですが、そのレグたんがはげおたや咆哮を背中を向けて逆方向に使うのを見たことがありますか？
私はそんなレグたん見たことありません。全て例外なく、プレイヤーのいる方を向いて攻撃しています。
前方範囲ではなく、円中心範囲であるテールにおいても、プレイヤーに背中を向けて放つなどという無礼な行動はレグたんは絶対にしません。
そう、レグたんは必ずプレイヤーのいる方に向きます。誰もいない空間には見向きもしません。
それを成立させる為に「非タゲ攻撃は一番近くの相手の方向を向く」という絶対のルーチンが組まれているのです。

これが分かっていれば、ウィングダイブについても「方向が分からない」とかいう泣き言も言えなくなりますね。
ダイブは一番近くにいる相手の方向、つまりパラに向かってします。
遠くにいる魔や僧に向かってダイブすることも誰もいないあさっての方向にダイブすることも絶対にありません。
なので、例え見失ってもパラがいた方向にダイブが来ると予想することができるのです。
ときどき予想外の方向にダイブが飛んでくるのは、パラが動いたときだけです。
パラが動くときってのは、壁の方向を変えたいときや地面にダメージ床が出来たときですね。
このときにダイブが来ると、方向が狂いやすいので、パラの動きには常に注意してください。
非タゲ攻撃の仕組みが分かっていればダイブなんて簡単に見切れるね！

（字数制限の為、後編に続く）