~前回までのあらすじ~
最強スペック男まもるにバトエンに誘われたが、大好きなエル子のナナちゃんがそろそろインする時間!
ストーキンg…じゃなくて、お出迎えにいかなくちゃ!
あれ…?フレンドリストに名前がない…だと…?
※この物語はフィクションです
たかしは激怒した。
たかし(ナナちゃん…!なんでや…!あんなに(妄想の中で)愛し合ったのに…!)
頭の中がごちゃごちゃだ。整理が追いつかない。
そうこうしているうちに、まもるからパーティの誘いが飛んできており、しぶしぶパーティに加わる。
まもる「緊張しなくていいよ?力ぬいて☆」
たかし「大丈夫。バトエンだっけ?さっそくやろうぜ。」
別に緊張してたわけではない!
本当はお前に構っている暇などないのだ!今すぐにでも、ナナちゃんが根城にしていたサーバー29(プクがいっぱいいて可愛いかららしい。キミの方がよっぽど可愛い///)を捜索したいくらいだ!
そして、チュートリアルをさっさと済ませた俺は、まもる(と、取り巻きのエル子たち)とバトエンを始めた。
たかし(こんな初期のデッキで戦ってもボコられて終わりでしょ。どうせ、まもるはやり込んでるだろうし。ハイハイ。)
案の定、まもるの使うバトエンはすべて輝いていた。通常のバトエンのほかにキラバトエンというものがあるらしく、まもるのバトエンはすべてそれだったのだ。
たかし(ハイハイ。俺つえー!ってね。)
しかし、キラバトエンだからといって強さに変わりはなく、たかしは自分のバトエンの攻撃で、まもるのバトエンを倒すことに成功する!
それどころか、たかしのゴーレムがファイナルブローを連発して、なんといきなり1位になってしまったのだ!!
たかし「あれ?勝っちゃったぞ?」
まもる「ナイスファイト!どうだい?これがバトエンだよ☆」
それから何戦かやってみたが、毎回ギリギリの手に汗握るバトルを楽しむことができたのだ!
たかし(つまらないと思ってたバトエン…。まもるとやると楽しいじゃないか!)
不思議なことに、先刻ナナちゃんにフレンドを切られたことで頭がいっぱいだったのに、バトエン中はすっかりそのことを忘れて熱中することができたのだ!
たかしは、自分でも驚くほどにバトエンに熱中している自分がいることに気付いた。同時に、まもるがいつもより輝いてみえた。
たかし(なんなんだ…この気持ち…)
奇妙な感情が芽生え出していた。
to be continued…
次回!感動の最終回!