モイロンの冒険日誌

先日、アストルティアキャラクターズファイル『パクレ警部の事件簿』をクリアしました！
なかなかインパクトのあるお話でした……！


クリア報酬として、パクレ警部が作中で使用していた"ミストデバイス"と呼ばれる銃のような装置を貰っちゃいました。


……な、なんて物を寄越すんだパクレ～っ！！

こんな危ない物、貰えないよ！

こんなの持ってウロウロしてたら捕まるし！

これは誰かに悪用されないように、慎重に処分しなくちゃ……！




……ん？待てよ……？


これは正しく使えば、アストルティアの平和維持に活用できるのではないか……？


そうだ、僕は数々の世界の危機を救ってきたエテーネ産まれの冒険者モイロン。

このミストデバイスを使って世界の平穏を保つことこそ今の僕の使命なのでは……！？


そうだ、その使命を任せるために、パクレ警部はこのミストデバイスを僕に託したに違いない！


そうとわかれば、早速行動だ！
これを使って、世にはびこる悪を粛清するぞ！






最初のターゲットは………





お前だ、ペンペル！！


僕にそっくりな顔で突然エピステーサに現れやがって！

僕に成り済ますつもりで現れたんだろうけど、つめが甘かったね！
僕はそんな安っぽい鎧は着てないし、寝癖もちゃんと直して出掛けるよ！

極悪人め、成敗だぁー！（バァン！）






……よし、次のターゲットは……






お前だ、プジャジ！！


お前も僕に成り済ますつもりだろう！？

でもお前の変装はいくらなんでもザツすぎる！
色、髪型、耳の形、何から何まで間違ってるじゃないか！
合ってるのは調理職人ってことだけ！

悪党め、退治だぁー！！（バァン！）






……おっと、一番の悪人を忘れるとこだった。







君だよ、モッキン。

髪の色が同じってだけで、僕はキミとしょっちゅう間違われるんだ。

体型も種族も違うのに。
そんなお腹出てないし僕。

でもお前が消えれば、僕はようやく「モイロン」になれる……！

さあ、覚悟し……




「こらーーーっ！！」


！？
しまった、警察だ！！！









こうして僕は現行犯逮捕された……。

何故なんだ、僕はただ正しく名前を呼ばれたかっただけなのに……。









こうして、僕はとある更正施設に入れられた。

僕は"きたないおじさん（通称きたおじ）"として、日々慈善活動に励んでいる。

大変だけど、やりがいのある毎日だ。

これからも頑張るぞ！


オレンジの衣を身に纏いながら、度の合っていないレンズ越しに、僕は未来を見つめていた……。



～fin～







…………………………………………
この冒険日誌はフィクションです。
実際の人物、団体、きたおじとは
一切関係ありません。
…………………………………………







深夜のテンションで日誌を書くとこうなります。
皆さんは昼間に書きましょうね(*゜ー゜)ゞ⌒☆