アルナ君がドレアバトンを置いてった。
トイレペーパーがバトンにすり替えてられていた。
一生わすれない。
その夜も寝苦しい熱帯夜でした。
今にも壊れそうな扇風機から生あたたかい風が吹いてくる。
ウトウトしてやっと浅い眠りについたと思ったら、なんだか目の前が明るくなって目が覚める。
部屋の窓から金色の光が差し込み、まるで昼間のような明るさで、ビックリして起き上がり、慌てて外へ飛び出しました。
すると空に金色に輝く物体が浮かんでいました。
「なんだ!?あの、やきそば(UFO)みたいなのは!!」
その、やきそば(UFO)から光の道が現れボクを取り囲み、次の瞬間、意識が飛んでしまいました。
気が付くと、どうやらボクは、あのやきそば(UFO)の中に連れてこられたようで、手術台に寝かされていました。
身体が固定されて、全く身動きがとれない。
「まさか!?キャトルミーティレーションなのか!!」
「ヤヴァイ。どうにかして逃げないと!」
と思ったその時、ドアが開いてアイツが現れたんです。
その宇宙人は、この世のものとは思えない形相で、うっすら笑みを浮かべているように見える。
身動きできないボクの身体を、上から下までなめ回すように見ている。
「くっそ! 今からボクはこいつらに、身体中をいじられて、あちこちイタズラされて、もてあそばれてしまうのか!? あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、ありがとうございますぅ!!」
覚悟をきめて、ジュンジュワ~ってなったその時、宇宙人が口を開いた!!
「ウェソウ・ヴィヲイカス…」
「!? なんやて!?」
「ウェソウ・ヴィヲイカス!」
気が付くと、家の前に戻っていた。
いったいどれだけの時間がたったのだろうか?
あいつらが、いったい僕に何を伝えたかったのかは、今でもわからない。
しかし、あの呪文のような言葉
「ウェソウ・ヴィヲイカス」
その言葉だけが脳に深く刻まれていました。
ウソか本当か?
それを判断するのは君しだいさ。
さて、僕はもうひと眠りするとしよう。
(世にも奇妙な物語のテーマが流れる)
それじゃ、バトンをぶん投げるよ~!
ゴリラ似だけど気は優しい、ゴリラノフ君。
ゆきポングランプリで、個人的にツボった、かいる君。
きっとオサレ男子な、アオバ君。
ダストンの嫁、ななちゃん。
あ!普通のドレアバトンですので、ご安心を。