ここはアグラニの町、仕事を終えたふたりが焼きそばを食べながら話している。
「仕入れて売って、もうかればいいって思ってた・・・」
「うん」
「でも、ひとつぶの真珠に、持ち主や依頼主のいろんな想いや物語があって・・・」
「そーだね。ステキな話が聞けたね。宝石商冥利に尽きるよね」
「がんばって、大事にしてくれる人に売らなきゃ!」
その数か月後・・・
名家の貴婦人に、真珠のイヤリングを・・・
ドルワームの研究員に、人工真珠のブローチを・・・
カミハルムイの老紳士に、箱入りの黒真珠を・・・
ジュレットの女性に真珠のペンダントを・・・
ヴェリナードの騎士に、真珠のお守りを・・・
かわいい女の子におもちゃの指輪を・・・
真珠にまつわる物語を語りながら売り歩く、宝石商の姿があった。
-----------------------------------------------
さすらい宝石商にお越しくださったみなさま、ありがとうございました!
真珠鑑定のネタで楽しんでもらおうと思って企画したのに・・・
ふたを開けてみると、みなさまの真珠にまつわるステキなストーリーを、私たちが楽しむイベントになっていました。
楽しませるはずが、楽しませていただいて・・・
ロールプレイが好きなフレさんはもとより、初めてお話しする方とも、オンラインでこんなに楽しいやりとりができるなんて・・・ただただ感動です。
ああもう、思い残すことはない・・・。(感涙)
(いやいや、ストーリー進めろよってツッコミが聞こえてきそう・・・w)
そしてそして・・・イベント手伝ってくれた妹よ、ありがとう!
ロッシの話術に、どれだけ助けられたか・・・。
本番に弱い姉でスマン・・・。
セリフや買取価格の監修、ステキな宝石商ドレアもありがとーっ!
明日からまた、まも2イカ討伐、がんばってねっ♪
-----------------------------------------------
「これは・・・ナドラダイト鉱石!?初めて見た!」
「世界には、まだまだ見たことない鉱石や宝石がありそうだね!」
「ちょっとウデを磨いて・・・自分で探しに行こうかな♪」
いただいた花束♪花言葉が・・・ w