ランプ錬金に使える素材がたまってきたので、ランの家に向かう。
ランは留守だったけど、白い髪のプクリポがいた。
「こ、こんにちは!」
ランの友達かなと思って、思わずあいさつした。
「こんにちはですわ」
丁寧なあいさつが返ってきたので、ちょっとおしゃべりした。
ジュレット住宅村でランに出会った、魔法使いの女の子。
ユキというらしい。
きけば、さいほう職人をやっているそうなので、バザーに出す予定だった麻の糸とコットン草をゆずった。
「まぁ、こんなに!何か私に作れる、欲しい装備があったら言ってくださいね」
自分も防具鍛冶をしていることを伝えて、ちょっと職人談議に花が咲いた。
「さいほうは、オイラもランも苦手だなぁ。アグラニにはさいほうの上手な子がいたから、いつもその子にたのんでた」
「そういえば、以前、すっごいへったくそな麻のてぶくろを持ってきた子がいるって、マスター・ユービアさんが言われてましたわ」
「そうなの?まさかね?」
「まさかですわww」