時々ダークキングの構成について、何がいいのか聞かれます。「戦戦ど僧」がいいのか「バ戦ど僧」がいいのか、それとも「戦戦占僧」がいいのか、はたまた「ままど僧」がいいのか・・・・・
レグナードみたいに、圧倒的に「パ僧魔魔」の構成がいいに決まっている敵もいますが、そもそもそういう敵は最初から構成を質問する必要がありません。実際にあたしに「レグはどういう構成がおススメか?」を聞いてきた人はゼロでした。質問する必要がある敵というのは、“絶対有利な構成が決まっていない敵”なのです。
例えば「戦戦ど僧」は、安定して半減入れられて戦えるし、戦士も死ににくいので、「タゲ下がりを忠実に」という、初期強ボス以来のバトルの「普遍性」と「汎用性」は、数ある構成の中でもピカイチです。ただしこれは「失敗の確率がかなり下がる」というだけ。仮にこの構成の成功率を1%としましょう。1%とは、計算上は100戦やれば、勝てる確立です。1食で4回戦ったとして、25食やればなんとか倒せるかと。
実際に、称号取った人で多いのは、「戦戦ど僧」構成で、Ⅳの日に、基本に忠実にコツコツとずーっとやっていた人が多いのではないでしょうか。そしてドラクエ10のバトルにおけるハイコンテンツには、こういった「コツコツ続けていけば、大きく失敗しなかった回にチャンスがある」という、バランス絶妙のものが多いと思います。もちろんハイコンテンツのバトルなので、それなりのハードルはありますが。つまり、約25回に一度くらいはミスが少ない回がめぐってくる、ということです。
一方、この攻略法にも欠点はあります。それは火力が弱く時間切れになるという以外に、実はもっと本質的なのは、地味で退屈だということです。PSに自信のある人だと、もっと素早い攻略法、つまり全員が上手に立ち回れる前提で、ハイリスク、でもエキサイティングなバトルをついつい好んでしまいます。だから凡庸な基本構成よりも「早く倒せた」または、みんなから「そんな構成で倒したんだ、すごいね」と言われる道を選んでしまいます。でもその構成だと、仮に10倍難しいとして、そうなると成功率は、0.1%くらいになってしまい、1000回やって1回勝てるかどうかのラッキーの世界です。もちろんこの数字は、各プレイヤーの「スキル」という「変数」によって変わります。分かりやすくいうと、上手い人がやれば、10%くらいまで上げることも可能です。こうなると10回やれば勝てる計算となります。ちなみにこの場合のスキルとは、タゲ下がりといった基本ではなく、はどう誘導とか、どうぐが意図的にレーザー踏んで必殺の発動促すといった、よりプラスの積極的行動です。
以前にフレと話しをしていた時「ダークキングの欠点は攻略法が確立されていないことだ」と言った人がいました。その人は野良で組んでいたので、毎回構成や戦法が違うので、そのたびに戦法確認が大変だということでしょう。
個人的な結論としては、「うさぎとかめ」ではないですが、「戦戦ど僧」でコツコツやって回数重ね、勝利への確率を上げていくのが、結局早いのではないかと思ったりしてます。