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影武者の影武者

タチバナ

[タチバナ]

キャラID
: OB677-233
種 族
: エルフ
性 別
: 男
職 業
: 僧侶
レベル
: 122

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タチバナの冒険日誌

2015-08-21 22:20:59.0 テーマ:その他

オチはあるのか!?  怪談!?②

開催まであと数分


娘は姿見の前で入念に最後のチェックをしていました


その時です


ドレスルームは異変に包まれました


会場から聴こえる奇声・怒号とともに、頑強な扉の隙間から


禍々しき色をした煙が部屋を飲み込むように入ってきたのです










叔父が夜な夜な貴族たちに開く舞踏会


これにはある秘密がありました




洋館が建っていたのは、手つかずの自然が残る美しい森でした


その森には、人に役に立つ、知られざる薬草がたくさんありました


しかしそれ以外にも、怪しい薬草やキノコもたくさんありました


叔父はその中から、強い幻覚作用のある薬草やキノコを選び


精製して貴族たちに売っていたのです






夜な夜な開かれていた舞踏会は

狂乱の宴でもあったのです





とはいえ、叔父の精製したものは


効果も弱くしてあり娯楽用のもの


特に問題が起きることもなく、今日まで来ていました その日は噂の娘のデビューということもあり


いつもに増して多くの賓客がありました


舞台を兼ねた吹き抜けのエントランスホールでは


各々話に花が咲き乱れ


娘の登場を今か今かと待ち望んでいました





舞踏会開催まであと数分


すでにみな叔父の薬草でいい気分になり


本日の主役を待つばかり





その時でした・・・





一人のエルフの娘がふいに檀上にあがると


舞台の皆に向かって語りかけました


「皆様ついにこの日を迎えました
 噂の麗しき美姫を拝することができるのです
 このような尊き日でありますから
 いつもより素晴らしき気持ちで楽しんではいかがでしょうか」


突然の事とはいえ、異を唱えるものなどいるはずもなく


舞台はわれんばかりの拍手・喝采の渦の中



エルフの娘は続けます

「今宵のためにワタクシめが特別なモノをご用意させて頂きました
 いつもより素敵な気分になれる最高級品ですゎよ・・・
 皆様ご存分にお楽しみあれ!!」


話終わるか終わらないかのうちに


エルフの娘は懐から一枚の葉っぱをとりだすと


指先に出した炎で火をつけました・・・






「終焉の宴を楽しむがいいわ・・」





その妖気を放つ紫色の葉っぱは


燃えるとともに大量の紫煙をまき散らし始めたのです



煙は瞬く間に部屋を包み込み、賓客達を飲み込みました



欲望と狂気を増幅するその煙にとって


娘を狙う男たちを狂わせることは容易いものでした


舞台に怒号と奇声が入り混じる中


狂気の宴が始まってしまったのです


娘を狙う男たちの殺し合いを皮切りに


館全体が殺戮の舞台に変わっていきました


そして魔の手はついにドレスルームに向かってきたのです ドレスルームにも扉越しに紫の煙が進行していました


娘と侍女は何が起きているのか分からず


姿見の前で怯えていました





その時・・・娘の目には信じられないものが映りました






頑強であったはずの扉が大きな音とともに


易々と破壊され、一人の男が入ってきたのです



その男は返り血で真っ赤に染まり


護身用の短剣を握りしめていました


そして娘を確認すると、ゆっくりと近づいてきたのです



止めにはいる侍女たちをを刺しながら・・・









娘は殺されました・・・



夢にまで見た舞踏会に立つこともかなわず・・・










娘は呪いました

自分を殺した男を・・・

洋館をつくり舞踏会を開いた叔父を・・・

そして・・・叔父にそうさせた森を・・・





呪われた森は生気を失いました・・・






それでも収まらぬ娘の怨念は

今もドレスルームの姿見に残っているそうです・・・



その姿見には時々・・・

苦痛に歪んだ娘の顔が浮かびあがるようです・・・







そう・・・このように・・・ ・・・









と、長々と書いてみましたが、特に意味はないです



気になる方は

真の夜賓館 ⇒ 偽の夜賓館

の順番で衣装部屋に行ってみてはいかがでしょうか!?w








※エルフの娘の正体は・・・・だったのです・・・恐ろしや・・・
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