こんにちわイチジクちゃんです。
ただいま修学旅行の真っ最中です。
ねぶたんくんと引率のやまさん先生(ガワ)、ねぶたんくんのペットのぽてとふらいと観光して回ってます。
かの有名な某都心を騙る夢のテーマパークを彷彿とさせる街でテンション高く写真を撮りまくったり
テーマパーク名物:妙な帽子を試着したり
とっても楽しんでます!
ところで、旅行中だというのに何故か行く先々で頼みごとをされるので、非常に困っているんですよね。
「旅人さんですよね?」
「「いえ、修学旅行生です」」
いやさぁ。あのさぁ。えっとさぁ。冷静に考えてみてくださいよ。
フォトスポット求めてキャッキャ跳ねながら走り回る学生服を着たウカレタン二人が、旅人なんていう無骨でハングリーで試されることしてるわけないでしょうが。
どこをどう見てどういうプロセスで我々がその悩み事を解決できるという結論に至ったんだ。
それにしても、なんでみんな「この旅人さんは決して悪辣ではなく根っからの親切で自分の頼みごとを断らずに必ず手助けし解決してくれる」って信じて疑わないんですかね。
なんかの宗教かな。旅人教なのかな。
まぁわたしたちはあくまで修学旅行生なんですけどね。
しかし、村人たちの頼まれごとを(ブーブー文句言いながら)受けてたら、あれやこれやVIPルームにお泊り出来ることになったので、これはこれでとってもラッキー。
うひょー!!広い!!最高!!フカフカー!ここに住むー!
と、はしゃいでいたら、突然ねぶたんくんがとあることに気が付きました。
「イチジクちゃん!」
「はい!」
「ベッドが……」
「はい」
「ひとつしかない」
「…………」
こんなに広くて豪華な部屋なのに、確かに豪華な装飾ではあるけど部屋のスケール感には合わないベッドが、ポツンと、一つ、だけ。
…………………
いや、体格的にはいけます。余裕でいけます。寧ろぬいぐるみを大量にベッドに置いている女子よりも快適に寝られると思います。ぬいぐるみ抱いて寝るイケショタ尊いと思います。
しかし、我々はあくまでも修学旅行中の男子学生と女子学生。
節度をもって旅行を楽しむ義務を課せられた、学生服を着用せしもの。男女同衾など以ての外。姿は見えないけど引率の先生だってすぐそこにいます。
「い、いちじくちゃん、ベッド使いなよ…ぼくがソファで寝るから…」
「え…それじゃあ疲れ取れないよ…わたしの方が体小さいし(半分獣だし)、わたしがソファ使うよ…」
という、お約束なやりとりがあり。
結局、問答の末にお互いの距離に躊躇いながらも同じベッドで一夜を明かしたところを起こしに来たホテルの方(仮)に見られて盛大に焦る、というところまで綺麗にお約束に乗りました。なんと素晴らしい。
でもよく考えたら、わたしたち過去にデストロイダさんのお宅訪問した時、お庭の露天風呂でなんの躊躇いもなく服を脱ぎ、ごく自然に混浴してますよね。(※過去日誌参照)
学生服のもつ不思議な力はいつだっていいものです。
本当はこのまま泊めてくださった家主に挨拶に行かねばならないところだったのですが、「テラスがある」と聞いて居ても立っても居られず二人でテラスに走って行きました。
起こされた時間がまだ日も昇らぬ早朝だったようで、見事な空。
今回の旅行先はどこも空が綺麗です。
息を呑むほどに美しい空を眺めながら、そっと寄り添いあってしばし語り合います。
「この旅行が終わったら…わたしたち(エンゼルスライム帽と)お別れだね…」
「うん…(経験値三倍ボーナスなくなるの)寂しいね…」
「ずっと…一緒に居たかったね…」
「うん…」
はい、ここでようやく本日誌のサブタイトルをどうぞ。
~エンゼルスライム帽からの卒業~
ボス経験値も多少あれど、なによりストーリー経験値がいちいち興奮するレベルなので、ありがたいことにあとちょっとで効果がなくなってしまいます。
まぁ、エンゼルスライム帽縛りがなくなることで、防具のセット効果つくし硬くなるからいいっちゃいいんですが、ずっと被ってたので寂しい気持ちがほんの少し。
たとえ離れたとしても、おまえのことずっとずっと忘れないよ、エンゼルスライム帽!
(他職でお世話になります)
修学旅行はまだまだ続くよとぅーびーこんてぃにゅーど!
(今更ですが、これテーマシナリオ攻略であってる?ほんとに大丈夫?)
※今回は写真枚数の都合でおまけはなし