あゆっちょの冒険日誌

やーなまら怖かったわーｗｗｗ
うち震度6弱だってｗ
やめてｗｗｗ無理ｗｗｗｗｗ


産まれも育ちも北海道、道民ソウルあふれるあゆっちょですよ！
生きてる生きてる、オールＯＫヽ(´ー｀)ノ
誰も興味ないかもしれないけど、地震の時の話するよ！
被害状況の話はみんな報道で見てるだろうし、私がどうしていたのか書いちゃおうかな！


私は災害対応や防災施設に関する仕事もする会社に勤めてるので、地震のあとすぐ会社に避難したのね
自宅から徒歩5分だし
仕事がらそこには水も食料も寝袋もあって、車のエンジンから発電できる機械もある
ポットでお湯だって沸かせるし、もちろん携帯の充電もし放題
そして何より災害のスペシャリスト（主におっさん）が揃ってる
こんなに心強い場所はない
実際、会社に着いたらみんなゲラゲラ笑いながら作業してた
「やべーなこれｗやべーｗｗｗ」
「眠いわーｗ実質2時間しか寝てないからねみーわーｗｗｗ」
「ちょｗ俺のサボテン倒れてるｗｗｗ」
どうでもいいけど、君たちずいぶん明るいね？
「災害には慣れてっからｗ」
「いつか復旧するってわかってっからねｗ」
まーそうだけどさー
「すぐに点検だの調査だのクッソ忙しくなるぞ、へこんでるヒマあるかｗ」
「おいあゆっちょ、ドローンのバッテリー出せ、どこにあんだ？」
「部長に連絡とれねーぞ、あゆっちょLINEしろ、俺はそんなもんできんｗ」
「とりあえずコーヒー入れろｗ」

おっさんたちも空元気だろうとは思った
さすがにここまでの災害は誰も経験したことがない
でも笑い続けるおっさんたちを見ていたら、なんだか私も可笑しくなった
ここに来るまで不安で怖くて泣きそうだったのに、急に全然たいしたことないように思えた
全道が停電してるのに
いつ電気がつくかもわからないのに
いつまで水が使えるかも謎なのに

あっさり元気が出てこう言った
「オッケー、まずは高いコーヒー入れますわ、特別ですよ？ｗｗｗ」



私は今回の震災、他のみなさんよりずいぶん恵まれた環境で過ごせたと思う
煌々とってわけにはいかないけど、動くのに不自由ないくらいの電気は常に手元にある
携帯の電池残量も気にしなくていい
テザリングでYoutubeのニュースを常に大画面で確認できる
インフラの復旧情報、各地の被害状況、政府の対策、なんでも真っ先に確実な情報を得られる
水も食料もたっぷり、ばたんきゅーしたら応接間のソファに寝袋付で寝ることも可能
コーヒーもお茶もあったかいのをいつでも飲める
そんな人、あの時の北海道に何人もいないんじゃないだろうか
（その代わりといってはなんだけど、30時間くらい働かされたのはちょっとつらみｗｗｗ）

ま、そんな風にあゆっちょは過ごしていましたよと
停電中はずっと会社にいて、そんなに怖いとか不安とかなかった
やることは山積みで考えるヒマがなかったし、何より頼れるおっさん軍団が一緒だったから
むしろ電気がついた後に家に帰ってからのほうがげんなりしたかな
もうもうもう、ぐっちゃぐちゃだったからねｗ
家の中なのに靴はかないと歩けないの、割れ物の破片とかで危なくて
あらゆる棚は全開で中身が全部出て食器は全滅、テレビも倒れてるし冷蔵庫の中は魔境だし、水はなんとか出たけどお湯はダメだし
極めつけはコンロに置いてあった味噌汁がぶちまけられてルンバがそれを吸い込んでたｗ
ダストボックスに大根入ってるやん！
ルンバちゃん、地震直後に動き出さなくてもいいのよｗｗｗ
30時間働いた後にこれの片づけはきつい！


ま、それでもなんとかかんとか片付けて
今はごく普通に暮らしてる
ちょっと食料の調達が自由にはいかないけど、工夫すれば全然よゆー
今日はそば屋でかつ丼食べてスーパー銭湯でサウナを満喫、ソフトクリーム食べて帰ってきたｗｗｗ



被災者になったけど、だいじょうぶ、私は元気です



ちなみに私の夫とは地震直後からずっと別行動だった
総合病院勤務だから、私と同じで職場にいたほうが安全なんだよね
病院までの道中が自転車でちょっと心配だったけど、「無事に到着」の連絡を受けてからは「大人だし、あとは自分でなんとかするやろ」とほったらかしｗ
オニ嫁かｗｗｗ
ま、まあ、ほら、私も一生懸命お仕事してたからね？
しかたないよね、ね？
今も寝っ転がってゼルダしてるし、へーきへーき！


被災者になったけど、だいじょうぶ、夫も元気です（たぶん



なんだかみなさんにご心配おかけしてしまったようでね
ドラクエ復帰はちょっとまだあれだけど、ま、そのうちひょいっとログインしまっせ！
ところでフレやチムメンさんに道民がいらっしゃると思うのだけれど、みなさんは大丈夫だったのかしら？
よっぽどの場所に住んでない限り、大丈夫なはずではあるんだけれど…