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グリエの嫁

アーミラ

[アーミラ]

キャラID
: YK103-967
種 族
: エルフ
性 別
: 女
職 業
: 魔法使い
レベル
: 127

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アーミラの冒険日誌

2018-03-20 00:22:20.0 2018-04-20 21:40:45.0テーマ:おしゃれ活動

【魔界宮殿シリーズ4】「魔界宮殿と姫主2」

「どこにいくの、お姉さま? ひどいじゃない、おいていくなんて」

「もしかして、今さら後悔なんてしちゃってるのかしら。もう遅いわよ…」

「魔障かどうか、試しているの? それなら自分自身が実験台になればいいじゃない」

姉は立ち止まらない。
セラは押し黙ると、一言呟いた。

「変わったのね、お姉さま」

立ち去ろうとする姉に向かい、魔法を放った。
姫主の向かおうとしていた先は、祭壇だ。魔障と成り果てたセラにとっては、いまいましい場所。

「…あぁっ……」%PICID-426459854%


「セ…」





「セラ…ーー」





「………くっ」

%PICID-426460689%「あっはっははっ! 主といえども所詮は魔族! 魔障になんか、勝てるはずがないのよ」

高らかな笑い声が閑散とした回廊に響き渡る。
アーミラは崩れ落ち、やがて動かなくなった。

満足げな顔で辺りを見渡す。

「そうね、まおんお姉さまを落とすのは簡単だし、今日のところはかえるとしましょうか」

そのまま自然に、手をふろうとしてーー
とめた。

右手を一瞥し、横たわる姉を一瞥し、表情の読めない顔をすると、

「…さよなら、お姉さま」

ルーラを唱えとびさった。


あとには、血も流さずに倒れる、姫主の体だけが残っていた。
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