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ビギナーズラック

スムラ

[スムラ]

キャラID
: GF382-566
種 族
: ウェディ
性 別
: 男
職 業
: パラディン
レベル
: 77

ライブカメラ画像

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スムラの冒険日誌

2020-03-02 09:49:06.0 2020-03-02 20:16:09.0テーマ:仲間モンスターじまん

黒いつぶつぶのアレ

いつの間にか、前回の日誌の更新からかなり空いてしまったようです。ちょっと前に隠れスライムの話をしたと思ったら、もう1年経っていたのね(-_-;)今年は隠れスライムの舞台、キラキラ大風車塔ですか。2回参戦したけど、まだまだコツが掴めないでいます。 そんな隠れスライムイベントの帰り道、ふと道行く人たちの姿が目に留まりました。まだまだ寒い時期なのに、ぶっといストローの刺さったアイスドリンクを手に歩いている方たちの姿がチラホラ。お茶やジュースのようですが、一様に黒いツブツブした丸い物がたくさん入っています。

「ねえご主人、僕もアレ飲んでみたい!」

と、興奮気味のダヌモ君。隠れ役で走り回っていたから、喉が渇いちゃったのかな?

「うーん、そうだねえ。最近流行っているみたいだし。じゃあ調理ギルドに材料が売ってないか、聞いてみようか」

スライムが飲んだら、体がツブツブまみれになってぶちスライムになっちゃわないかな?なんて思いましたが、それはナイショのお話です。 「黒いツブツブ?今、炊いてるとこだからちょっと待ってね~♪」

と、忙しそうにしているマスターポシェル。さっきまで行列が途絶えなかったし、どうやらかなりの売れ筋らしいです。

「ここでドリンクにして渡すのと、材料だけ持って帰るのどっちが良い?」

すこーしだけ悩んで、300G安かったので材料と専用のストローだけ買って帰ることに決定。飲み物は何でも良いみたいだし、色々アレンジできて楽しそう。何より材料だけの方が量も多いから、大勢で飲めるしね(^^♪ ウキウキしながらコンシェルジュさんにミルクティーを淹れてもらって、早速みんなで飲み始めたんだけど……?

「あれ?ダヌモ、何で飲まないの??」

さっきまで興奮気味に、「飲みたい!」と言っていたダヌモ君。ですが、なぜかテーブルの上のコップをじっと見つめたまま、固まっています。

「お見合いしているんだったら、僕がもらっちゃうよ」

と、ホイミスライムが触手を伸ばそうとしていると、

「……僕、思い出しちゃった」

おもむろにボソッと呟き始めた声に、

「は?何が??」

びっくりして聞き返すと、こんな返事が返ってきました。

「ちょっと前に、近所のゴーレムが言ってたんだ。この黒いツブツブは、アルミラージさんのう〇こで出来てるって。だから食べたら、アレを食べたことになるって」

「ぶっっっ!!!!」

あまりの内容に、ドリンクを吹き出しそうになる僕たち。ホント、いきなり何を言い出すんだかっ!? 「おいっ!飲んでる時に言うなよ!このボケスライム!!!」
「だってだって、あいつが言うから~」

近所のゴーレム?どこの誰だか知らないけど、うちのスライムに変なこと吹き込まないで欲しいものです。あれでしょ?たこ焼きにはたこが入っているから、食べると口を突き破って足が出てくるとか、ウグイス餅にはウグイスが入っているから食べたら可哀そうとか、そういう類の冗談だと思うけど。大人の口車に乗せられて、小さい子は信じちゃうじゃないかよ。

「とにかく、アルミラージさんのアレじゃないから!お前が欲しいって言うから買ってやったのに、飲まないなら没収するぞ!」
「うわあ~ん、飲むよ。ちゃんと飲むからあ~~」

そんな、相変わらずの日常でした。
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