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下僕アイドル

しゅーーーー

[しゅーーーー]

キャラID
: MY544-578
種 族
: オーガ
性 別
: 男
職 業
: 盗賊
レベル
: 108

ライブカメラ画像

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しゅーーーーの冒険日誌

2015-03-21 00:10:34.0 テーマ:その他

本日は宝箱にクルを迎えてお送りします

解説はクル。

さて、巷ではやれダークドレアムだ悪夢だ乗り込めーっ!!
とワッショイしてますが、一つここは落ち着きましょう。

わかってますか?
あのダークドレアムですよ?
過去作では数多の勇者を教会に着払いで送りつけたあのモンスターですよ?
(覚えてないけど)

自分の強さを過信してはいけない。
8人パーチーだからって穴どってはいけない。
大義を成すには己を最高のパフォーマンスが出来る状態まで持っていくことが大事なのだ。

では、自分を高める為にはどうすればいいのか。

まずは雪山で修行することである。
極寒の地、絶対の孤独、極限の精神状態。


シンシンと降る雪があなたの肌に音もなく落ちる。
あなたの体温は雪と同化するかのようにあなたから離れていく。
あなたは奪われた体温を取り戻すかのように両の手に息を吹きかける。

「はぁ~~~、はぁぁ~~~」

口から出る湯気のような白いモヤは一瞬あなたの肌を温めるが、まるで幻だったかのように消えてなくなる。

そこであなたは気づくのである。

シンプルに口が臭い。

自分の老いを孤独という名の大自然の中で痛感し、あなたはさらに打ちのめされることだろう。

見渡す限りの雪原が、ふいにあなたにこう囁く。

「ビュオーーーービュォーーーーー!!」

もはや自分の存在意義すら見いだせなくなるかもしれない。

人間というのは不思議なもので、極限状態になると今まで思い出したこともないような過去の記憶が、まるでマッチに火をつけたかのようにふっと浮かび上がってくる。

それは何気ない母の愛情かもしれない。
それは初めて行った恋人とのデートかもしれない。
コーヒー飲んでく?=ホテ〇行こうだと勘違いしてドキドキしていた少女時代の自分かもしれない。

しかしそこでハッと我に返るのである。

そう、あくまで解説はクル。


そんな走馬灯の中を彷徨ううちに、いつしか一つの言葉が浮かんでくる。


戦うしかない。


何と?という問いはここでは意味をなさない。

それはまるでピラミッドを前にした人間が、必ず思う事と似ているのかもしれない。

これ墓なんwwでっかwwww


それでも人は戦うのである。
自分を高めるために。

なぜここまでの思いを雪山に持つようになったのか・・・

あれはまだ私がオカッパ頭の頃だったか。

あの日はとても寒かった。
お天気お姉さんが「西高東低っ!!西高東低っっ!!」とワッショイしていた昼下がりに私は確かに見た。

ランガーオ山の奥地でひとり戦うオーガの姿を・・・。(ッポ///)

周りには誰もいない。
極寒の中で一人、まるで寒さという言葉を忘れたかのように一心不乱に修行を続ける姿は、この世のものとは思えない映像だった。








体からは、これでもかという程のアドレナリンが沸き立つ。
なぜ石を持っているのかはこの時はわからなかった。

あとでもともと石があった場所を見てみると、そこには春が来るのを今か今かと待ちながら、生命力をうちに蓄えるように必死で生きているタンポポがあった。

素敵・・・


雪の中のタンポポに目を奪われていると次の瞬間・・・



彼は、飛んだ。




自分がオーガであること、自分には羽がないこと、そんなことは彼にとって些細なことなのである。

そう、飛びたかったら飛ぶのだ。

いつしか飛ぶことをあきらめていた自分が歯がゆい。

その後も彼は飛び続ける。




もはや重力などという概念は、雪とともに解けてなくなってしまった。

いつしか彼の体からは、妖艶なる光のすじが幾重にもなって流れ出ている。

私は目をこすりながら、その光景を目に焼き付けた。

私はこの日の彼の姿を忘れない。

そう、例え白い目で見られようとも。



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