ツインバードの冒険日誌

提案広場に書きたいこと書いたので、補足というか。
青が多いのは理解できるのが半分、都合のいい奴らだと思うのが半分。


では、ミラクルブーストが現状の仕様であるということが
なぜ今まで問題視されなかったのか、もろば斬りの仕様はどうだったのか。
それらをちょっと掘り下げてみたいと思います。


まず、提案広場に書いた通り、ミラクルブーストの実装時から、
もろば斬りと併用しても、現在と同じように回復のみしていたとされています。
伝聞調なのは、もちろん自分で試したわけではないからです。

ということは、これは「仕様」であったと言えるでしょう。
問題はここから。なぜこれを修正する運びとなってしまったのでしょうか？


もろば斬りは3.0で攻撃倍率が1.5倍から3.2倍へ大幅に強化されました。
これが今回、ミラクルもろばの大流行と、不具合発見の遅滞の原因です。
上に書いた「仕様」が「不具合」とされた最大の原因は、
「回復上限が250なのにそれ以上に反動が相殺されている」ことにあります。
個人的にはこの点以外に修正の理由が見当たりません。

ミラクルブースト使用時、もろば斬りで1000ダメージを与えたとします。
すると反動ダメージは350、ミラクルブーストによる回復量は500ですが、
本来上限が設定されているため、100ほどダメージを受けるはずです。
ところが実際はご存知の通り150回復するため、これが「不具合」とされたのでしょう。
撃てば撃つほど回復する「ハイリスクな反動技」なんてあっていいのでしょうか。
もろば斬りと相殺すれば＋１５％なんだから反動を受けるのはおかしいと言うならば、
もろば斬り以外の特技をミラクルブースト中に使った際、
「回復」の「上限」を超えて「回復しない」ことにも異議を唱えるべきです。

休題、ではもろば斬りが1.5倍撃であった時代はというと、
ダメージが1.5倍と低いかわりに反動ダメージも25%でした。
ミラクルブーストによる回復量が250に到達するのはダメージ500からですが、
1.5倍ですとこのラインに乗せるのはテンションが１，２段階無いと厳しく、
「回復量が上限である250に到達した場合反動ダメージはどうなるか」という
検証自体が難しいものとなってしまい、また当時の風潮として
「ミラクルブーストは使えない技である」という雰囲気があったため、
そこまで詳しい調査をし、不具合として報告したユーザーがほぼ皆無だったのでしょう。
上述の反動ダメージも低く、最終的な回復量も与ダメージそのものが低いため
例えば「140」と回復量が表示されても「そんなもんか」で終わった可能性が高いです。
実際に上限がきちんと設定されていれば表示され得ない数字です。

結論として、今回の騒動の原因は、
「当時のもろば斬りとミラクルブーストがあまりにも残念な性能であった」
と結ぶことが出来るのではないでしょうか。
両方を強くした結果、到達できなかった不具合が表れてしまった、といったところでしょう。

今回、提案広場に乗せた修正案が「本来のミラクルもろば」の姿だと思っていますが、
やはり上っ面だけ見ると先述した「15%プラスの理屈」が根強いみたいですね。
修正後は片手剣でテンションアップをうまく乗り切るバトマスが流行りそうです。