最近冒険日誌投稿おじさんと化してる気がする。
さてさて早速ですが明後日からミラクルもろばが修正されまして
テンションと関わりが深い職業でありながら
テンションと全く相性が合わない技に進化するもろば斬り君
これは果たして実用に値するのかという考察のお時間です
結論から言ってしまいますと、ミラクルブーストとの併用が不可欠です。
当たり前ですが。
というわけで、じゃあ実際ミラクルもろばを撃つと
どれくらいの反動ダメージと、その直後の回復効果があるのかを
実際に計算してみることにします。要中学生レベルの計算力。
もろば斬りでの反動ダメージは与ダメージの35%、
ミラクルブーストによる回復量は与ダメージの50%です。
仮に新しい回復上限を300とした場合、どれぐらいのダメージなら許されるのか。
計算すると858与ダメージから被ダメージが回復量を上回ります。
つまり、858ダメージを与えると反動が301ダメージになるということです。
…意外と大きくない、と思いませんでしたか?
筆者もそう感じています。意外と撃つ機会はあるかもしれない。
では二刀流で使用したとき、いったいどれくらいの与ダメージまでなら
左手の分と合わせて回復量の元が取れるのでしょうか。
なお、ここからの計算では、HPの回復と反動ダメージ判定について、
「右手反動→右手回復→左手反動→左手回復」の順であると仮定します。
右手で与えるダメージをxとします。
回復上限を300とした場合、以下のように式を組むことが出来ます。
(300-0.35x)+0.5(0.5x-0.35x)>0
計算しやすいように両辺に200をかけて整理すると
60000 - 70x + 50x - 35x > 0
-55x > -60000
55x < 60000
x < 1,090.90909090…
xが先ほどの値、858以上なのでこの式は成立します。
というわけで、右手の与ダメージが1090ダメージ以下の時に限り
左手の判定込みで回復量を上回るという計算になりました。
テンションが0の際には、十分実用的であると言えるでしょう。
ちなみに1090ダメージを与えた際の反動ダメージは381です。
では、テンション5の場合はどうでしょう。
先ほどの計算式の、右手の反動ダメージのみに1.5をかけます。
つまり、以下に書く式も「x=テンション0の時の右手ダメージ」です。
算出されたxの値に1.5をかければ、具体的なダメージがわかります。
(300-0.525x)+0.5(0.5x-0.35x)>0
また両辺に200をかけて
60000 - 105x + 50x - 35x > 0
-90x > -60000
x < 666.6666666…
なんと、テンション込みで1000未満のダメージでないと
回復量で元が取れないという計算になりました。これは痛いです。
「さっきとダメージ低くなってんじゃねーか!」と思うかもしれませんが、
これは少し考えれば、大人ならわかることです。
ミラクルブーストの回復量が50%で、もろば斬りの反動が35%なのだから、
回復量が上限値に達してしばらくは必ず回復量が上回るのです。
つまり、極端にダメージが上昇しない状況で(フォースブレイク等無しで)
テンション0の状態で二刀流もろばを撃てば、左手のダメージはほぼ確実に
回復量が上限値に達するほどダメージを与えられないわけです。
だから、先の試算からすると、元を取ろうしているのは左手のダメージなのです。
テンションが上がれば、右手のダメージと左手のダメージに大きな差が生まれます。
右手の反動を左手の回復量で補えなくなるのは当たり前ですよね。
さて〆に入ります。
ミラクルもろばについては、テンションを抑えることで、
自分のHPと相談しながら撃てるレベルだということがお分かり頂けたと思います。
ですが、やはりダメージそのものが大きくなる状況に弱く、
たとえば先ほどちらっと触れたフォースブレイク、ルカニ、
限定的ですが「キノウテイシ」状態にも相性が悪いです。
しかし、素の状態で軽く1000オーバーのダメージを与えられ、
MPも0でモーションも短いと言う利点もありますし、
「テンションが上がった状態で撃てる技を整えれば」、まだまだ実用的と言えるでしょう。
また、これは憶測にすぎませんが、一瞬HPが減ることを利用し、
「逆境のみかわしアップの宝珠」を意識的に狙えるメリットもありますね。
「逆境のバイシオン/スカラの宝珠」が出ればなお実用性が上がりそうです。
以上、駄文でした。参考になれば幸いです。