哀しみと愛のレベル上げ物語
サポを連れて手当たり次第敵を乱獲する手法もありますが
PTじゃないと成立しないレベル上げ方法もありました
アロエおに・まだらイチョウ狩り
アロエおにとまだらイチョウは比較的仲間を呼びやすく当時レンジャーや魔物使いがいなかった頃に流行ったレベル上げでした
やり方は簡単、ただひたすら仲間を呼ぶまで待つだけですw
呼んだ仲間を倒し、呼んだ仲間を倒し・・・とこれをZまで続けました(今はLまでしか増やせませんがこの当時の上限はZでした)
今考えるとめちゃくちゃ効率が悪いですがこれでも1玉で1レベル上がったので大人気でした
アロエおにはオアシスキャンプのすぐそばにいたので常に人が張っていて狩れたもんじゃないので私はこれに関してはあまりやっていません
対してまだらイチョウは落葉の草原に広く分布していたのですがプレイヤーが草原に集中しすぎて激重&回線落ちが多発
戦闘中に回線落ちしてしまうとそれまで倒した分の経験値がパァになってしまうのでみな戦々恐々で戦っていました
うああぁぁぁぁっ!(回線落ち後の叫び)
砂時計っ!耐えろ、俺の回線っ!!!!
回線落ちで奈落に落とされていった仲間達の絶叫を私は忘れない・・・・・(もれなく私も落ちましたw)
みんな大好きガルゴル狩り
レベル50を過ぎ当時の新職業レンジャー・魔法戦士が開放したことで活気的なレベル上げ方法が編み出されました
やったことない人も「ガルゴル」なんて言葉を聴いたことがあるかもしれません
これはガルバゴルバの略でこいつらを使ったレベル上げ方法でした
ガルゴルの一番人気スポットは狩人の洞穴でギルザットにある拠点から南にいけばすぐの場所だったので当時はどこのサバも賑わっていました
当時のやり方はガルバをレンジャーのてなづけるで魅了し仲間を呼ばせて倒すやり方でした
PT構成は主に要のレンジャー・スパスタ・魔戦・爪職(武・盗)
レンジャーが魅了しスパスタがスマイルし爪職が止めを刺すというルーテーンをガルバ・ゴルバともにZまでやるというやり方です
まじでこんなまどろっこしいやり方が流行ったの!?と思うかもしれませんが魔物使いがいなかった当時はこれが一番稼げたやり方でした
この頃のスパスタはスティック持って回復もこなしレンジャーがてなづけきれなかったガルバを後追いでデビルンチャームで魅了する役割も担っていました
レンジャーもこの頃はガルゴルの強力なツメに耐えるため盾持って爆裂拳をしていました
この長丁場の現場を管理する重要な役割が魔戦でMP管理がもっぱら彼らの仕事でした
今のMPパサーは10の消費でPTにMP100配ることができますが当時はめちゃくちゃ燃費が悪く、自身のMPをだいたい聖水1分削ってターゲット一人だけ分け与える仕様でした
まさに身を削る行為ですねw
なので魔戦はMP底上げのために杖を装備して顔には悪霊の仮面をつけてよくキャンプにたむろしていましたし、それらを装備した魔戦は緑玉出した瞬間即チリでした
まだまだ聖水がお高いこの時代、魔戦は欠かすことができない存在なので彼等のことを MPを充電してくれる電池 魔戦=電と表現する時代がありました
レンジャー・スパスタ・魔戦・爪職が一番効率の良い構成なんですがガルゴルはすごい強いのでグダるとあっというまに全滅してしまいます
あちらこちらによく屍が転がっているのは珍しくない光景でした
そんな中で辻ザオがありがたくよく隣のPTに助けられたし自分も全滅したPTに辻ザオをしたものです
辻ザオで一番印象に残っているのは たけだてつや と言う名前のレンジャーと思われる無法者を着たロン毛の人間男が、
なんですかぁっ!
このバカチンがっ!
キミたちは腐ったミカンだっ!
と、白チャで叫びながら全滅したPTに辻ザオしてまわっていたのが面白かったですw
みんな ありがとう!金○先生! とお礼を連呼してたのを覚えています
ちょっとフレになってみたかったですねw
この構成のワンランク下でスパを賢者や僧に変えるやり方もあります
少々経験値が落ちますがちゃんとしたヒーラーが入っているので全滅のリスクが減り、特に賢者は魔道の書を使用することによって魅了しやすくなるので回転率がアップしました
レベル60以降はイーターに移行し、このやり方は魔物使いが解禁されるまで長くプレイヤーに愛されたレベル上げ方法で多くのフレを増やすことにも貢献しました
次回 絶滅に追い込まれたゆえの対策?
続く