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最新型Sキラーマシン

ゼツカ

[ゼツカ]

キャラID
: RD820-851
種 族
: オーガ
性 別
: 女
職 業
: 戦士
レベル
: 110

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ゼツカの冒険日誌

2016-12-29 02:34:47.0 2016-12-29 03:05:45.0テーマ:その他

《絶火伝~黒の章~》第5話《契り》



あの一件から程なくして
ゼツカは我が妹、家族となった。


我らは夫婦なのだから
娘にするべきだ!


とクラウディアには
抗議したのだが


クラウディア
「歳が近すぎるでしょう!」


と一蹴され却下された。


そんな光景を見て
我が妹は笑っていたな。


笑うなんてことは
あの一件の直後では
あり得なかったことだ。


嬉しく思ったのは懐かしいな。


しかし


そんな我が妹も時折私達に内緒で
アラハギーロのジャイラ密林北部にある
クドゥスの泉へと足を運ぶことがあった。


ワグナー
「我が妹、あそこでなにをしているのだ?」

ゼツカ
「さぁね」

クラウディア
「私達にも言えない事なの?」

ゼツカ
「今は…ね、そのうち話すわ」


そう言うと我が妹は立ちあがり
出掛けていった。


クドゥスの泉へと。





アラハギーロ地方


ジャイラ密林北部


クドゥスの泉





ゼツカ
「ほら、持ってきたわよ」

ドレフルア
「それは持ってきたとは言わない
身に付けてきた、と言うのだ」

ゼツカ
「うるさいわね、ていうか
なんで仮面なんかいるのよ?」

ドレフルア
「目が見えないからな」

ゼツカ
「…え?」

ドレフルア
「何を驚いている?契約しただろう?
その代償だ」

ゼツカ
「契約の願いは《あの二人を助けて》
だったはずだけど?」

ドレフルア
「だから助かっただろう?」

ゼツカ
「ちゃんと説明しなさいよ」

ドレフルア
「まずは仮面を早く渡せ」

ゼツカ
「はいはい」



ゼツカ
「で、どういう事なのよ?」

ドレフルア
「私の力全てをお前に渡したのだ
無論視力もな」

ゼツカ
「なんでそんなこと…」

ドレフルア
「私と接触できるのはお前だけだ
私ではあの二人は助けられなかった
だから唯一私と意志疎通のできるお前に
私の力を渡したのだ」

ゼツカ
「で、結果的に助かっただろ?
とか言うんでしょ?」

ドレフルア
「不満か?」

ゼツカ
「不満はないけど…他に
方法なかったの?」

ドレフルア
「あの状況で他の方法を探すくらいなら
お前を強くした方が速いだろう?」

ゼツカ
「まぁ…うん、ってか、あんた
一体何者なわけ?なんであたしに
そこまで…?ストーカー?」

ドレフルア
「失敬なやつだな…まぁそう思われても
無理もないだろうな」

ゼツカ
「契約だとかなんだとか…
私に何をさせたいわけ?」

ドレフルア
「お前は…強くなるためにレベルの
上限を開放してるだろう?」

ゼツカ
「うん」

ドレフルア
「その者達が言っていないか?
《大いなる闇との戦いに備えろ》と」

ゼツカ
「そういえば…言ってたわね…」

ドレフルア
「私もその《大いなる闇》と
戦う者の一人なのだ。
女神に遣えているわけではないがな」

ゼツカ
「なるほど、繋がったわ」

ドレフルア
「そういうことだ、契約内容は
《大いなる闇を倒すこと》だ」

ゼツカ
「ふぅん…」

ドレフルア
「まぁだいぶ先の話だがな、その先駆けとして
起こるのが、お前はランガーオの地で
死ぬことになる」

ゼツカ
「はぁ?!」

ドレフルア
「だが心配はしなくていい
お前は死を乗り越え、更に高みを目指す
運命にあるのだからな」

ゼツカ
「なんでもありね…」

ドレフルア
「それくらいできるやつじゃなければ
私がお前を選んだりはしないさ」

ゼツカ
「誉められてるんだかバカにされてるんだか…」




ドレフルア
「私の使命はお前を強くし
《大いなる闇》との対決の
準備をすること、結果的に私は
なんの力もなくなったが、お前が
そのぶん強くなれば問題はない
現に私の力は全てお前に渡したからな」

ゼツカ
「ま、気長に行くわ
ていうか…いまさらだけど」

ドレフルア
「ん?」

ゼツカ
「ありがとう…ドレフルア
貴方がいなければ私もあの二人も
助からなかったわ」

ドレフルア
「それも運命だ、気にすることはない」

ゼツカ
「唯一残念だったのは…」

ドレフルア
「黒豹か…」

ゼツカ
「…」

ドレフルア
「大丈夫だ、あいつはお前の中にいる」

ゼツカ
「…え?」

ドレフルア
「お前の中には2つの大きな
魂を感じる、ひとつは黒豹
もうひとつは…妖精か?」

ゼツカ
「?」

ドレフルア
「まぁいい、お前は強くなれ
そしてあの黒豹のように
皆を守っていくのだ」

ゼツカ
「契約したんだもの
やることはやるわ」

ドレフルア
「ふっ」



~つづく~




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