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最新型Sキラーマシン

ゼツカ

[ゼツカ]

キャラID
: RD820-851
種 族
: オーガ
性 別
: 女
職 業
: 戦士
レベル
: 110

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ゼツカの冒険日誌

2017-03-11 11:30:59.0 2017-03-11 12:37:05.0テーマ:その他

《絶火伝~哭の章~》第2話《仲間》




私はコロシアムの酒場に来ていた。







店主「…お前さんここの闘技場の
正式な闘士として登録するつもりは
ねぇのかい?」



ゼツカ「私は腕を磨きに来てるだけさ、栄誉や
栄光なんてもんは犬にでも食わせておけ」



カッカッカッカッ…



私のテーブルに
誰かが近付く足音が聞こえた。



店主「…おい、またか?揉めごとは
外でやってくれよな…」



ゼツカ「…わかってるさ…」





私を囲んだのは二人のウェディと
一人の人間だった。



大方、私に負けて
逆恨みをした闘士が
喧嘩を吹っ掛けてきた
そんなとこだろう。



いつものことだ。



ゼツカ「準備ならいつも出来てる、かかってきな」



店主「わかってねぇじゃねぇか!
揉めごとは外で…」



帽子のウェディ「大丈夫
揉めに来たんじゃない」



ゼツカ「…じゃあ何の用だ?
私も暇じゃないんだ…くだらない話なら…」



髪を結ったウェディ「暇人じゃないやつが
昼間から酒なんて飲むのか?」



人間女「よく見るゆ、あれお酒じゃ
ないゆ、オレンジジュースゆ」



変な語尾の人間がそれを正す。



ゼツカ「じゃあいったい私に
何の用だ?」






帽子のウェディ「まずは
自己紹介だ、俺の名前は
《アルフレド》僧侶だ」



髪を結ったウェディ「俺は
《バルドーソ》魔法使いさ」



人間女「《ちゃんぷ~》ゆ
バルと同じ魔法使いゆ」



ゼツカ「なんだと?」



名前を聞いて驚いた。



一人は最近コロシアムで
名をあげている僧侶。
あと二人は姿を見たことはないが
アストルティアでは
二つ名を持つ程の英雄だった。



《癒しの貴公子》アルフレド



《賢王》バルドーソ



《眠り姫》ちゃんぷ~



バルドーソとちゃんぷ~は
あのグランぜドーラの《叡知の冠》に
所属していると言われている英雄達だった。



ゼツカ「大層な名前の三人が
私みたいな悪人に何の用だ?」



バルドーソ「へぇ?名前を聞いても
驚かないんだな?」


ゼツカ「蓋を開けたら空っぽだった
ってやつなんか五万と見てきたからな」


バルドーソ「ほう?」


ちゃんぷ~「煽るのやめるゆ」


バルドーソ「ちっ」


アルフレド「…ぜっちゃん、単刀直入に言うけど…」


ゼツカ「馴れ馴れしいなお前…
つうかなんで私の愛称を知ってるんだ?」


バルドーソ「お前案外有名人なんだぞ?
愛称のひとつやふたつ、みんな知ってるさ」


アルフレド「そういうことだよ」


ゼツカ「…気持ち悪いやつらだな…で?
話があるんだろう?」


アルフレド「レグナードを倒したいんでしょ?」


ゼツカ「!」


バルドーソ「まじかよ?レグナードを?
イカれてんなこいつ」


ちゃんぷ~「バル」


バルドーソ「ちっ」


ちゃんぷ~「…レグナードは並大抵の人じゃ
太刀打ちできないゆ…そんなを倒したいなんて
なんか理由があるゆ?」


ゼツカ「…助けたい人がいるんだ…」


バルドーソ「…」


ゼツカ「大切な仲間が、私の無謀に
付き合って、一人は消滅…一人は
レグナードの闇に囚われてしまった…」


バルドーソ「…なるほどな…それで
このインチキ僧侶は俺達に…」


アルフレド「職業的に、ぜっちゃんが
あいつの攻撃を受けることになる」


ゼツカ「…あぁ…」


ちゃんぷ~「…怖くないゆ…?」


ゼツカ「私には怖いものなんて…」


バルドーソ「?」


ゼツカ「いや、怖いものなんてないさ…
傷みも、苦しみも、耐えて見せる…
あの二人を救うためなら…」


バルドーソ「…おい、アル」


アルフレド「うん、本気みたいだね」


ちゃんぷ~「じゃあ決まりゆ」


ゼツカ「?」


アルフレド「ぜっちゃん、闇に囚われた
んだよね?その二人」


ゼツカ「ああ、そうだ」


アルフレド「急がなくちゃならない」


バルドーソ「お前、毒って知ってるだろ?
あれはキアリーや毒消し草ってのがあるから
消えるんだ、それらなしではやがて死に至る
闇も同じさ、光が差し込まなきゃ、やがて
闇に飲まれて自我を保てなくなる…そして…」


ゼツカ「…死ぬ…?」


バルドーソは静かに頷いた。


ちゃんぷ~「今ならまだ間に合うかも
しれないゆ、だから急ぐゆ」


アルフレド「…心の準備ができてないかもだけ…」


ゼツカ「パラディンになった時から
覚悟はできてる」


アルフレド「…」


ゼツカ「力を…」


バルドーソ「貸すから心配すんな
貸しにもしねぇ、だがやるからには
勝とうぜ?」





アルフレド「…俺達は今から…」











アルフレド「仲間だ」





~続く~

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