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最新型Sキラーマシン

ゼツカ

[ゼツカ]

キャラID
: RD820-851
種 族
: オーガ
性 別
: 女
職 業
: 戦士
レベル
: 110

ライブカメラ画像

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ゼツカの冒険日誌

2017-04-01 15:08:24.0 テーマ:その他

《絶火伝~絶火の章~》第8話《心の炎》




バルドーソ
「豹王…」

ちゃんぷ~
「不知火…」


マルチナ
「カッコいいの!」


マルチナ
「すごく興奮するの!」


目をキラキラさせながら
母となったゼツカを見つめる
マルチナ。


さくら
「マルチナ…雰囲気を…」


マルチナ
「頑張ってぜっちゃ…お母さん!!」


アルフレド
「…たぶん誰の言葉よりも
マルチナの言葉が今の
ぜっちゃんを強くする…」


まあさこ
「やらせとけ…そういうこと?」


アルフレド
「うん…それもあるけど
多分今の常闇じゃあぜっちゃんを
倒せないと思うよ」




常闇の王
「黙ッテ聞イテイレバ…」


とうとうゼツカを
蝕んでいた常闇が姿を現す。


ゼツカ
「それがお前の本体か?
随分と丸くて可愛らしいじゃないか?」


常闇の王
「我ニ蝕マレ
死ニカケテイタ女ガ
ヨクイウワ」


ゼツカ
「はっ、違いないね」


ゼツカ
「けど今のあんたじゃ
私は倒せないぞ」


常闇の王
「…ホウ?」




ゼツカ
「実体化してしまえば
こっちのものって話だ」


常闇の王
「ナラバタ倒シテセロ
ムシケラガ…」


ゼツカ
「逆だね、あんたが虫ケラなのさ」


ゼツカ
「姿を隠して人の頭ん中を
いじくりまわすとは…」


ゼツカ
「まぁいいさ、ところでお前
豹って獣を知っているか?」


常闇の王
「猫ニ似タムシケラダロウ」

ゼツカ
「じゃあ黒豹を見たことはあるか?」

常闇の王
「架空ノムシケラデアロウ」

ゼツカ
「架空じゃないさ」

ゼツカ
「黒豹は実在する…
だがアストルティアには
存在しないのさ…
キラーパンサーはいるのに
何故黒豹だけいないか…わかるか?」

常闇の王
「…」

ゼツカ
「黒豹ってのは配合した豹の
柄によって生まれるのさ
だが本来豹は保護色で
自然に隠れられる…
黒豹は黒い毛皮のせいで
敵のいい的になってしまうんだ」

ゼツカ
「アストルティアに
キラーパンサーがいるのに
黒豹がいないのはそのせいさ
皆狩り尽くされてしまったからだ」

ゼツカ
「私の母であるクロは…
アストルティアで唯一の
黒豹だったんだ…」

常闇の王
「何ガイイタイ?」

ゼツカ
「その過酷な自然を生き抜いた
豹の中の豹…それが豹王…
私はその力を宿す…」

ゼツカ
「つまりお前は…」




ゼツカ
「私にとってただの《獲物》
でしかないってことだ…」



ゼツカ
「そして」



ゼツカ
「お前は私を怒らせた」



常闇の王
「ムシケラガ怒ッタトコデ
コワクモ…」





刹那








目にも止まらぬスピードで
常闇は引き裂かれた。



常闇の王
「?!」


ゼツカ
「不意打ちは卑怯かい?」


常闇の王
「貴様…ゼツカトイッタカ…
貴様ハ本当ニ数々ノ魔王ヲ
打チ倒シタ英雄ナノカ?」


ゼツカ
「あいにくだが
そんな昔の事は忘れたよ」


ゼツカ
「そして私は英雄なんかじゃない」

ゼツカ
「私はマルチナの母で」

ゼツカ
「史上最強の獣だ」

常闇の王
「クッ…」

ゼツカ
「そろそろ終わりにしようか
雑魚に用はないのでね
豹は狩りに時間をかけないんだ…」





ゼツカ
「絶爪《不知火》」



常闇の王
「グアアアアア!!」



究極にまで高めた
獣の力の前に成す術もなく
常闇の王はその豹爪の
餌食となった。


常闇の王は霧のように
掻き消えてしまった。


ゼツカ
「常闇よ…もう聞こえないだろうが
言っておこう」


ゼツカ
「不知火の本当の意味だが…」


ゼツカ
「お前は知らなくていい…」


ゼツカ
「呼んで字の如く…」


ゼツカ
「お前は《心》という
お前の知らない炎に負けたのさ…」



~つづく~


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