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最新型Sキラーマシン

ゼツカ

[ゼツカ]

キャラID
: RD820-851
種 族
: オーガ
性 別
: 女
職 業
: 戦士
レベル
: 110

ライブカメラ画像

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ゼツカの冒険日誌

2017-07-23 14:57:02.0 テーマ:その他

《絶火伝~反逆の炎~嵐の章》第2話《平和の礎》




準備を済ませたゼツカとマルチナは
嵐の領界・ムストの町教会跡に来ていた。



ここの地下にクロウズが率いる
疾風の騎士団の本部がある。





ゼツカ
「業風と雷がひどくなっているな…」


ゼツカ
「とりあえず、クロウズに会うか」


マルチナ
「うん!」


二人は扉を開けて地下に降り
会議室へと向かった。



会議室の扉を開けると
クロウズがこちらに気付き
軽く会釈をした。



クロウズ
「お久しぶりです、ゼツカさん
そしてマルチナさん」

マルチナ
「久しぶりなの!」

ゼツカ
「元気そうね」

クロウズ
「お陰さまで」

ゼツカ
「…何かあったの?」

クロウズ
「えぇ、ちょっと状況は
更に悪い方向に…」

マルチナ
「そうなの?!」

ゼツカ
「マルチナ、あんたは
となりの休憩室で待ってて?」

マルチナ
「や」

ゼツカ
「や…って、あんたね…」

????
「マルチナさん、私と一緒に待ちましょう?」

クロウズ
「…おや?」


会議室の扉の前に
見慣れた女性が立っていた。


ゼツカ
「…エステラか」

エステラ
「皆さん、お久しぶりです」

クロウズ
「…そちらもなにか動きが…?」

エステラ
「はい、でも、その前に
そちらの話を先に…
私はマルチナさんを連れて
隣で待っていますから」

ゼツカ
「助かるわ、ほら、マルチナ
隣でエステラと畑に埋まるごっこして
待ってなさい」

マルチナ
「やったー!」

エステラ
「え?畑に…え?」

マルチナ
「エステラさん行こうなの!」

エステラ
「え?えぇ?」


半ば強引にエステラの腕を掴み
マルチナは会議室を出ていった。




クロウズ
「…さ、ゼツカさん、とりあえず席へ…」


そういってクロウズに
引かれた椅子に腰を掛けるゼツカ。


クロウズも対面の椅子に座る。


ゼツカ
「…何かあったのね?」

クロウズ
「はい…というよりも
起こりかけてる…と言った方が
正しいかもしれません」

ゼツカ
「…話して」


少し間をおいてクロウズが語り出す。


クロウズ
「私達は今、ナドラガ神復活を
阻止するため、邪悪なる意志との
対決を前にしています」

ゼツカ
「そうね」

クロウズ
「しかし今、後方に驚異が
迫りつつあるのです」

ゼツカ
「?」

クロウズ
「…ゼツカさん、このナドラガンドには
いくつかの神話が存在し、その神話に
出てくる怪物が各地に封印されているのは
もちろんご存知ですね?」

ゼツカ
「…レグナードのことか」

クロウズ
「…はい、その封印されている
神話の怪物…その一匹の所在が
明らかになりました」

ゼツカ
「…まさか」




クロウズ
「はい、この町…ムストの町の
空間に封印されています…
その封印が弱まり、この高台にある
廃墟に異空間が発生しました」

ゼツカ
「…その影響か?
嵐の領界の業風や雷が
強まっているのは…」

クロウズ
「…そう考えるのが自然かと…
なにせこの領界に封印されている怪物は
雷を操る海の支配者…『海冥主・メイヴ』」

ゼツカ
「海冥主…メイヴ…」

クロウズ
「…この封印されし怪物は
ゼツカさんが討伐した彼の竜…
『常闇の竜・レグナード』とかつて
覇を争った宿敵です」

ゼツカ
「…!」

クロウズ
「封印が弱まり、もしもメイヴが
現れてしまった場合、前方の邪悪なる意志と
後方のメイヴ…両雄を相手にしなければ
ならなくなります…それだけは
避けねばならない…」

ゼツカ
「…それで私にメイヴ討伐を頼もうと?」

クロウズ
「いえ、違います…」


一瞬クロウズの顔が曇った。


ゼツカ
「…?」




クロウズ
「マルチナさんを使おうかと…」

ゼツカ
「…なんだって?」


ゼツカの顔が険しくなる。


クロウズ
「…マルチナさんは光蜂という
特殊な種族…光蜂は光の力で
魔障を浄化したり悪しき者からの
攻撃を防ぐ力があるといいます
その力を使って…あの異空間を…」


ゼツカ
「クロウズ!」


バンッ!と机を叩き
ゼツカは立ちあがる。


ゼツカ
「…お前本気でいってるのか?」

クロウズ
「…」

ゼツカ
「あの子はまだ幼い子供だぞ?
お前は子供にそんな大役を任せるのか?!」

クロウズ
「…」

ゼツカ
「…何かの拍子に封印が解けて
異空間からメイヴが出てきたら
どうするつもりだ?」

クロウズ
「…それは…」

ゼツカ
「犠牲か…平和の…そこまでの
危険を犯して…あの子に礎になれと…?」

クロウズ
「ちがう!ゼツカさん!
聞いてください!」

ゼツカ
「…だ」

クロウズ
「…え?」







ゼツカ
「同盟は破棄だ…」








~つづく~



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