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最新型Sキラーマシン

ゼツカ

[ゼツカ]

キャラID
: RD820-851
種 族
: オーガ
性 別
: 女
職 業
: 戦士
レベル
: 110

ライブカメラ画像

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ゼツカの冒険日誌

2017-10-01 13:41:09.0 テーマ:その他

《絶火伝~反逆の炎~死の章》第4話《魂のカタルシス》




溜めた力を一気に放つゼツカ。



一瞬眩い光に包まれるが



すぐに黒く淀んだ空間へと姿を変える。



しお
「なに…これ…?」




ゼツカ
「ようこそ…『絶界』へ…」





さくら
「…うっ…あ…」

モリゾー
「…うぅ…」

み~み~
「…苦しい…」

バルドーソ
「…とんでもねぇこと…しやが…る…」

アルフレド
「くっ…」

さいとー
「ちゃんぜつ…この技は…だめだ…」


息も絶え絶えに仲間が
苦しんでいる。


しお
「なにが…起こって…」


しかししおもその異変にすぐに気付く。


苦しさの正体は


『常闇の障気』であった。


ゼツカ
「気付いたか…?」


しお
「ぜっちゃ…」


ゼツカ
「『絶界・ブラックアウト』…」


ゼツカ
「ここは私の中に未だに宿る『常闇の具現』だ…」


しお
「…」


ゼツカ
「そして私の心の世界…
常闇の障気が渦巻く黒い世界…
拭いきれない罪の闇…
この空間では…『命ある者』を
障気が蝕んでいく…
あんた達も…そして私すらも…」


しお
「…なんてことを…」


ゼツカ
「あんた達を『守るため』さ」




しお
「守るって…みんな苦しんでるでしょう?」


ゼツカ
「見てるのが辛いなら私を倒せばいい」


ゼツカ
「それとも…負けを認めるか?」


しお
「許さない…許さない!」


ゼツカ
「…」


しお
「こんなことまでして…何を成そうというの!」


しお
「いい加減に目を覚まして!」


ゼツカ
「目を覚ますのはお前達だ!!!」


しお
「?!」


ゼツカ
「お前達は…世界の理という『檻』に
閉じ込められ、この世界になんの疑問も
持とうとはしない!」


ゼツカ
「誰も立ち上がろうとはしない!
皆勇者だ、英雄だと、待つばかりだ!」


ゼツカ
「待つだけでは何も変わらない!
何も変えられない!変える力を持つ者が
変えてやらなきゃならないんだ!」


ゼツカ
「だから私は憎む!この世界を!
堕落しきった牙をなくした人々を!
錆びきった刃を振りかざす強者を!」


ゼツカ
「だから私がこの世界を変えてやるのさ
それがマルチナを守る事にも繋がるのだから!」


しお
「…ぜっちゃん…」


ゼツカ
「…しおたん…私は…戦士である前に…」


ゼツカ
「戦士である…前に…」


ゼツカ
「…」


しお
「…?」


ゼツカ
「…終わりにしよう…この戦いを…」



しお
「…」



ゼツカ
「…いくぞしおたん…いや…
氷の女王…しお!」



しお
「…いくよ…ぜっちゃん…
反逆の炎…ゼツカ…」




互いに走りだし渾身の力を込めて
刃を降り下ろす。






ゼツカ
「…」




しお
「…」






両雄互いの攻撃を避けずに攻撃を
まともにくらう。



しおは右肩を切りつけられ
ゼツカは剣を持っていた腕を
切りつけられ
その場に踞った。



しお
「…くっ」


ゼツカ
「まだだ…」


しお
「?!」


ゼツカは切りつけられた腕で
しおを殴り飛ばす。


しお
「うっ!」




しお
「なんで…どうしてなの?!」


攻撃を放ったゼツカの腕からは
ボタボタと血が滴っている。


しお
「どうしてそこまでできるの?!」


ゼツカ
「…」


しお
「痛いでしょ?苦しいでしょ?」


ゼツカ
「…」


しお
「なんでそうやって一人で何もかも背負うの!」


しお
「ぜっちゃんのバカ!!」


しお
「相談してよ私達にも!仲間でしょ!」


しお
「友達でしょ?!家族でしょ?!」


しお
「もっと…頼ってよ…」


ゼツカ
「…」


さくら
「しおたん…」

モリゾー
「…」

み~み~
「…しおた…」

バルドーソ
「…」

アルフレド
「…辛いな…」

さいとー
「…」






ゼツカ
「…なんだってやるのさ…」



ゼツカ
「…のためならな…」




ちゃんぷ~
「あっ…来るゆ…」





ちゃんぷ~が目を覚ましたと同時に
巨大な揺れが辺りを包んだ。





~つづく~


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