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最新型Sキラーマシン

ゼツカ

[ゼツカ]

キャラID
: RD820-851
種 族
: オーガ
性 別
: 女
職 業
: 戦士
レベル
: 110

ライブカメラ画像

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ゼツカの冒険日誌

2017-11-12 16:33:13.0 テーマ:その他

《絶火伝~反逆の炎~醒の章》 第10話 《母》




その波動は現実世界にも
変化をもたらしていた。


ゼツカの亡骸を
太陽の光が照らす。


さくら
「…え?!え?!」


モリゾー
「お、おい!なんかゼツ光ってねぇ?」


み~み~
「ほんとだ!」


しお
「なんで…」



マルチナとアルフレドが
ポツリと呟いた。



マルチナ
「お母さんが…」



アルフレド
「おはようぜっちゃん…」






アルフレドはゼツカを見つめながら
言葉を続けた。



アルフレド
「ようやく目覚めたんだね…」



アルフレド
「この時を俺は待っていた…」



アルフレド
「そう…」



アルフレド
「生きるという強い意志…
生きて守り抜くという強い決意…
それが覚醒には不可欠…
マルチナがその引き金を引いてくれた…」



アルフレド
「今君は…」



アルフレド
「時間はかかったけれど
やっと後継者となった…」



アルフレド
「光の戦士…」



アルフレド
「…いや、違うな…」






アルフレド
「君は『絶火』…」



アルフレド
「絶え間なく燃える火…
それは光よりも弱いかもしれない」



アルフレド
「だがその火は周囲を明るく照らし
周囲を暖かくする…」



アルフレド
「そして時に激しく燃え上がり
外敵から守る…」



アルフレド
「そう…君は『炎』…」



アルフレド
「新たな光…『炎の戦士・絶火』だ」






一方


畏怖すら感じる力強い姿と
燃えるような強い眼差しのゼツカに
スライダークは戸惑っていた。



そんなスライダークに
ゼツカが語りかける。



ゼツカ
「礼を言うよ…スライダーク…」


スライダーク
「…」


ゼツカ
「あんたの言う通りだった…」


ゼツカ
「私は…言葉の遊びで…死ぬだ生きるだと
軽はずみに口にしていた…」


ゼツカ
「だが…死んだら何も守れない…」


スライダーク
「…」


ゼツカ
「守るためには…生きなくてはならない…」


ゼツカ
「だから私は…」



剣を構えるゼツカ。
その眼光は鋭い。



ゼツカ
「お前をぶっ殺して《生》を勝ち取る…」



スライダーク
「…ふ」


スライダーク
「大層な姿に変わったとおもえば…
中身はそのままか…
貴様は本当に英雄なのか…?恥を知れ!」


ゼツカ
「あぁ…その話なんだが…
いくつか訂正したい」


スライダーク
「?」


ゼツカ
「ひとつ、私は英雄ではない」


ゼツカ
「ふたつ、私は戦士ではない」


スライダーク
「ふざけているのか…?
貴様が戦士でなければ
一体なんだと言うのか!」



ゼツカはニヤリと笑った。



ゼツカ
「私が一体なんだ…って?
そんなの簡単さ…」



ゼツカ
「私はどこにでもいる…ひとりの…」











ゼツカ
「《母親》だ」










~つづく~


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