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最新型Sキラーマシン

ゼツカ

[ゼツカ]

キャラID
: RD820-851
種 族
: オーガ
性 別
: 女
職 業
: 戦士
レベル
: 110

ライブカメラ画像

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ゼツカの冒険日誌

2017-11-12 17:16:07.0 2017-11-12 19:08:08.0テーマ:その他

《絶火伝~反逆の炎~醒の章》 第13話 《ただいま》




一方現実世界では


ゼツカの変化に戸惑いながらも
固唾を飲んで見守る仲間達の
姿があった。


さくら
「…大丈夫かな…」

しお
「できることはやったんだし
あとは祈るしかないよ」

モリゾー
「ってわかっててももどかしいな…」

み~み~
「大丈夫だと信じなきゃ!」

バルドーソ
「つうか禁術まで使ったんだ
戻ってきてくんねぇと張り合いがねぇ」

ちゃんぷ~
「ゆ~」

マルチナ
「絶対大丈夫」

さくら
「…マルチナ」

マルチナ
「マルチナにはわかるの
すごく激しく命が躍動してるの」

アルフレド
「…」

マルチナ
「マルチナはそういうとこ敏感なの」

さくら
「…みんなで…祈らない?」


さくらが仲間達に言うと
皆は黙って頷き
目を瞑って祈りを捧げた。



竜族の民もそれに従って
祈りを捧げた。



そんな中



さいとーが一人口を開く





さいとー
「ちゃんぜつ…『闇』は深いよ…
君の闇も…世界の闇も…ね…」






そしてさいとーは
その場から姿を消した。



祈りを捧げている仲間達。



そして竜族の民が口を開く。




竜族の民達
「…ゼツカさん…あんたの言う通りだったよ」

「私達は臆病なだけの愚か者
だったのかもしれない…」

「自分が生きるのに精一杯で…
他人の事を考える余裕もなく…」

「ただただ荒んでいくこの世界を
見ていることしかしなかった…」

「だけどあんたは別の世界から来て
この世界には何の関係もない人だったのに…
命を懸けて戦ってくれた…」

「ゼツカさん…いや、解放者様…」

「貴女の勇気と強さはしかと見た」

「だからこれからは俺達も戦う!」

「私も!」

「僕もだ!」


クロウズ
「…ふふ」


エステラ
「人々が手を取り合い、困難に立ち向かう…なんと素晴らしい事でしょう…」


エステラ
「…私達には、まだ貴女の力が必要です…
どうか目を覚ましてください…」


エステラ
「『革命の解放者』様…」


そういうとエステラとクロウズも
目を瞑り、祈りを捧げた。



その時であった。



皆の耳に聞き慣れた声が響く。



ゼツカ
「辛気臭い面してんじゃないよ」



仲間達
「!!」



その声に皆が一斉に顔を上げる。



そこには






拳を高々と掲げ
力強く頬笑む『英雄』が
立っていた。



しお
「ぜっちゃん!」

モリゾー
「ゼツ!」

み~み~
「ぜっちゃん帰ってきた!」

エステラ
「ゼツカさん…」

クロウズ
「ふふ…」

バルドーソ
「ふっ…」

ちゃんぷ~
「眠いゆ~」

アルフレド
「ダメだよぜっちゃん?
みんなに心配かけたら
俺は心配してなかったけどね」






ゼツカ
「とかいいながらメソメソ泣いてたんだろう?
わかってるんだよ」


アルフレド
「泣いてないし、むしろ笑ってたし」


ゼツカ
「ふっ」


アルフレド
「…ようやく覚醒したんだね」


ゼツカ
「おかげさまでね」


そしてマルチナの方を向くゼツカ。


マルチナ
「やったー!お母さん帰ってきたの!」

ゼツカ
「心配かけたわね、ごめんねマルチナ?」






マルチナ
「許さないの、罰として明日からしばらく
毎日バジリコツナマヨネーズパスタを
つくってもらうの」


ゼツカ
「ふっ、かしこまりました、お姫様」


そういってゼツカは笑いかけた。



その空気に沈黙し続ける者がいた。



さくら
「…」


ゼツカ
「…」


何も言わずにさくらに近づくと
ゼツカはさくらをきつく抱き締めた。


さくら
「…ぜっちゃん」


ゼツカ
「ありがとうさくら…あんたがあの時
私の言葉を聴いてくれていなかったら
私はもうここにいなかったかもしれない…
皆の祈りが…希望が…私を死から救ったんだ…」


さくら
「ぜっちゃん…あのね…まず先に言いたい事があるの…」


ゼツカ
「なんだ?」


涙を溢れさせながら
さくらは呟いた。








さくら
「…おかえりなさい」






ゼツカ
「…ただいま」






~つづく~


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