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最新型Sキラーマシン

ゼツカ

[ゼツカ]

キャラID
: RD820-851
種 族
: オーガ
性 別
: 女
職 業
: 戦士
レベル
: 110

ライブカメラ画像

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ゼツカの冒険日誌

2018-04-07 11:23:10.0 テーマ:その他

《~絶火伝ZERO~運命の忌み子~》 第3話《不吉の産声》




そんなことがあってから
少し後の事だった。


とある任務で
ゼツカとマルチナは
アラハギーロを訪れた。


マルチナ
「なんかぴーひゃらって鳴ってるの!」

ゼツカ
「この国は砂漠に囲まれてるせいか
ちょっと文化が独自だからね」

マルチナ
「ぜっちゃん!マルチナはね
しゃいにーめろんってやつが
食べたいの!」

ゼツカ
「シャイニーメロンか…
ムーニス王に頼んでみるか」


そしてゼツカとマルチナは
ムーニス王の元へ足を運ぶ。


その道中であった。





何かがおかしい。


景色や空気ではなく


ゼツカの身体自身が何かおかしかった。


日頃の疲れであろうか?


ひどく目眩がする。


身体がだるい。


そして激しい嘔吐感。


きっと日頃の疲れであろう。


そう思いながら
歩を進めた。


ムーニス王
「お?ゼツカか?!久し振りじゃのう!
会いたかったんじゃもん!マルチナも一緒か?」

ゼツカ
「お久しぶりですムーニス王…
マルチナも…一緒です…」

マルチナ
「おじいちゃん王久し振りなの!」

ムーニス王
「マルチナは相変わらずじゃもん!」

ゼツカ
「はぁ…はぁ…」

ムーニス王
「…ん?ゼツカよ?お主、ひどく
顔色が悪いが…具合でも悪いのかの?」

ゼツカ
「いえ…大丈夫…大丈夫…で…す…」



ドサッ!






マルチナ
「?!」

ムーニス
「おぉ?!」



ゼツカが急に



倒れた。



マルチナ
「ぜっちゃん?!」

ムーニス王
「こ、これは一大事!医者じゃ!!
医者を呼ぶんじゃもん!!」



ゼツカはそのまま
病院へと搬送された。



しかし



病院につく頃には
いつもの調子に戻っており
帰宅しても構わないとの事で
事態は収まった。


ひどい目眩、吐気、倦怠感。


ゼツカの隊長不良の原因は
わからなかったが
おそらく日頃の疲れやストレスの
せいであろうということであった。




ゼツカ
「ご心配おかけしました…」

マルチナ
「ぜっちゃん!マルチナすごく
心配したでしょ!」

ゼツカ
「ごめんね、マルチナ…でも
もう大丈夫だから」

ムーニス王
「ほんとじゃもん!びっくりしたもん!しっかり養生したほうがいいもん!」

ゼツカ
「…はい、そうします…」





しかし


日常生活に戻っても


何かがおかしかった。


自分の中で
得体の知れない何かが
鼓動を始めている。


ゼツカはそれを感じ取っていた。


そして何かを思い出しかけていた。


それを思い出そうとするたびに
体調不良に見舞われた。


このままでは回りに迷惑をかけてしまう
そう思ったゼツカは
アリオス王に休暇の申し出をし
晴れてしばらく休養することとなる。


そんなある日の事であった。


体調の悪さから
その日は早めに床についた。


だがその夜中


不意に頭の中に
何者かの声が響いた。





????
「私ハ私…」


????
「オ前ハ私…」


????
「私ハオ前…」


????
「オ前ハオ前…?」


????
「チガウ…」


????
「オ前ハ」





ゼツカ
「  私  に  な  る  」





ゼツカ
「?!」




飛び起きるゼツカ。



慌てて自分の身体を見る。



しかし何も変化はない。



だが



《お前は私になる》



その言葉を聞いた瞬間



身体の不調は嘘のように
消えていた。



ゼツカ
「なんだったんだろう…」


ゼツカ
「…だがこれで任務に戻れるな…
あと2~3日休んだら
城に顔を出してみるか…」


そしてゼツカは再び眠りについた。





滅びの歯車が時を刻み始めた。





~つづく~


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