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最新型Sキラーマシン

ゼツカ

[ゼツカ]

キャラID
: RD820-851
種 族
: オーガ
性 別
: 女
職 業
: 戦士
レベル
: 110

ライブカメラ画像

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ゼツカの冒険日誌

2018-11-11 15:06:10.0 テーマ:その他

《真・絶火伝~After Dark~》本編  第10話 「ニック」




ゾラ
「ゼツカ、マルチナ、大丈夫か?」

ゼツカ
「あぁ、おかげさまでな…ありがとう」

マルチナ
「ヅラちゃんありがとう!」

ゾラ
「ヅラじゃないゾラだ」


ニック
「ホッホッ…やりますねぇ?」


ゼツカ・マルチナ・ゾラ
「?!」






その声に驚き、声がした方を見ると
残骸となったSキラーマシンを
眺めるように、その回りを
仕事の依頼人である行商人の
ニックがうろついていた。


そんなはずはない。


この部屋に入ってくるには
ゼツカ達の背後にある
扉を開けなければ
入ってくることができない。
しかもゼツカ達はその
扉の近くにいるのだ。


気付かないはずがない。


ならばどうやって?


ニック
「ホッホッ…助かりましたよ
この『古代兵器』は魔法があまり
効かなくてですね…手を焼いて
いたのですよ…故に頭の悪い人間を
使って討伐を試みたのですがね…
人間も大したことはなかったですね」


ギロリ


ニック
「あなた方を除けば…」

ゾラ
「…てめぇ」

ゼツカ
「…胡散臭いとは思ってたが…
あんたただの行商人じゃないな…?
何者だ?」


ニック
「…ホッホッ…ならば教えて
差し上げましょう…」


みるみるうちに
ニックの姿が変わっていく!






ニック
「ニックというのは仮の姿…
私の名は…魔元帥『ゲルニック』!」


ゲルニック
「今はなき魔元帥、ゼルドラドの
意志を継ぐ新たなる魔元帥でございます…」


ゲルニック
「あなた方のおかげで
こうして新たな兵器も手に入れ
られました…感謝していますよ」


ゼツカ
「…そんな物騒なもん手に入れて
どうするつもりだ?」


ゲルニック
「…聞かずともお分かりでしょう?
あなた達人間にぶつけるのですよ」


ゾラ
「…なんだとてめぇ?」


ゲルニック
「マデサゴーラ討伐後
私達魔族になんの動きもないことに
疑問を抱かなかったわけでは
ないでしょう…?」


ゼツカ
「…」


ゲルニック
「間もなくですよ…この兵器を分析して
その力を我らの兵士にいかせれば…
人間など赤ん坊同然でございます…」


ゲルニック
「ですが…」


ゲルニックはゆっくりと
マルチナを指差した。


ゲルニック
「そこのクソガキ…」






マルチナ
「…え?」


ゲルニック
「あなた…『変わった雄叫び』を
使えるのですねぇ…私はその雄叫びを
よく知っている…」


マルチナ
「…なんなの!!!」


ゲルニック
「誰から教わったのかは知りませんが
その『言霊』は私の指揮する魔軍に
役立てて頂くとしましょうか…」


ゼツカ
「させると思うか…?」

ゾラ
「薄気味悪い笑い方しやがって
顔面潰されてぇか鳥野郎!」


ゲルニック
「あなた方の相手をしてる暇はありません」


ゲルニック
「バシルーラ」






その呪文と共にマルチナが
天高く飛び上がる。


マルチナ
「あ?!」

ゼツカ・ゾラ
「マルチナ?!」

マルチナ
「お母さああああん!!
ゾラちゃあああん!!」


マルチナはそのまま空へと
消えていってしまった。


ゼツカ
「ゲルニック!!貴様!!」


再びゲルニックの方を見るゼツカ


しかしそこにはもう
ゲルニックの姿はなかった。


ゾラ
「ちっ!どこいきやがった?!」


すると部屋にゲルニックの
声が響き渡る。


ゲルニック
「手負いとはいえ、私一人で
あなた方二人と戦うのは分が悪い…
ですがいずれ始末してあげますよ…
そこの兵器のデータは頂きましたし…
あとはあのクソガキを魔障で穢せば
こちらの準備は整います…
束の間の命をせいぜい楽しんで
くださいね…ホッホッホッ…」


そしてゲルニックの声は
聞こえなくなった。


ゼツカの最も恐れていた事態





マルチナがさらわれてしまった。





~つづく~



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