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最新型Sキラーマシン

ゼツカ

[ゼツカ]

キャラID
: RD820-851
種 族
: オーガ
性 別
: 女
職 業
: 戦士
レベル
: 110

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
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ゼツカの冒険日誌

2018-12-25 16:01:37.0 テーマ:その他

真・絶火伝《~ambivalent~》  最終話 「戦士」




突然誰かに唱えられた
ラリホーマ



それによりマルチナ、ゾラ、クロは
その場に倒れ深い眠りについた。



ゼツカ
「…?」



閉じかけて霞む瞳を
再び開くと



そこにはウェディの男女らしき
人影が浮かび上がった。








????
「…とんでもねぇ胸騒ぎが
するからと思って来てみりゃ…
こいつぁひでぇな…」



????
「…もたもたしてられないよバル
ぜっちゃん、死にかけてる」



????
「ばーか、見りゃわかるよ」



ゼツカ
「…お前ら…なんで…ゴホッゴホッ!」



聞き覚えのある声



なんとその人影の正体は



ゼツカの戦友



『賢王』バルドーソ



『眠り姫』ちゃんぷ~



その二人であった。



バルドーソ
「…無理に喋るんじゃねぇ
くたばるのが早くなるぞ…」


ゼツカ
「…アルは?」


ちゃんぷ~
「アルは別件で手一杯だから
私達だけが来たのよ…」


ゼツカ
「ぞっが…死ぬ前に…
会いだがっだ…な…ゴブッ!ゴホッ!
つか…ちゃんぷ~…あんだ…
喋り方が…」


ちゃんぷ~
「…忌まわしい力だけど…
覚醒を迎えたゆ…」


ゼツカ
「…はは…ゴホッ!
ようやぐか…」


ちゃんぷ~
「…」


バルドーソ
「…ちゃんぷ~、そいつらを頼む
俺はこいつに話がある…」


ちゃんぷ~
「…わかったわ」


ちゃんぷ~はゼツカ以外の3名を
不思議な魔法の球体に閉じ込めると
バシルーラでどこかに飛ばした。






ちゃんぷ~
「バル…」


バルドーソ
「…あ?」


ちゃんぷ~
「ぜっちゃんを…」


バルドーソ
「わ~かってるっつの…」


ちゃんぷ~は険しい表情で
ルーラを唱えると
天高く舞い上がって消えていった。


バルドーソ
「…さて…まだ息はあるな…」


ゼツカ
「もう…限界だげど…な…
今にも…意識が…ゴホッ!ゴブッ!」


バルドーソ
「…だろうな」


バルドーソ
「だから1つだけ聞かせてくれ」


ゼツカ
「…?」









バルドーソ
「『生きたい』か?」







答えがわかっている質問を
投げ掛けるバルドーソ


おそらくゼツカと同じ状況なら
誰もが同じことを言うだろう





『生きたい』と
『死にたくない』と





バルドーソの真意は
誰にもわからない


ゼツカにももちろんわからない


しかしゼツカは


一呼吸置いて


喉と口内に詰まった血を
吐き出し


喋りはじめた。




ゼツカ
「…バル…私は…わだじは…!!
うっ…ぐっ…うぅ…!!」





感情が爆発するゼツカ





バルドーソ
「…我慢ばっかりしやがって…」




ゼツカ
「…うぅ…うぅっぐっ…くっうぅ…!!」




バルドーソ
「…見なかった事にしてやるよ…」



バルドーソはゼツカの顔から
目を背けた。




そして察する




その小さな背中に背負った
数多の十字架の重さ。




今にも消えそうな自分の
命に対する死の恐怖




泣きたくても泣けない


強くなければならない




辛いとは言えなかった


痛いとは言えなかった




皆に不安を与えぬよう


ゼツカは我慢していたのだった。




そんな思いが涙となり
叫びとなり




ゼツカは哭く



ゼツカ
「わだじは…バル…うぅ…わだ…わだじ…
うぅ…ぐぅぅ…わたしは!!!!!」




止まらない涙




そして一言だけ叫んだ












ゼツカ
「『戦いたい』!!!!!!」












バルドーソ
「…!」










死に触れて






死を間近に感じ






それでも尚










『戦いたい』










そう叫ぶ







一人の戦士








その言葉を聞いたバルドーソは





なにも言わずにゼツカの腕を
自分の肩にかけ





闇の中へと消えていった





そしてその闇の中から声が聞こえた















バルドーソ
「手のかかるダチだな…おめぇは…」











To_be_continue…





真・絶火伝《~ambivalent~》 











次回





真・絶火伝





最終章







《Return_Of_Fire》







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