前回の記事の続きです。
19~10の残り数値は処理が難しいものが多いです。
19
こちらも基本的に普通で縫うしかないが、0にならず2ズレも出てしまう嫌な数字。ここら辺から思い切って狙い縫いも個人的には好き。
ここから最強縫いで再生コントロールしようとするとリスクもある。
最強の最大値36を引くと-17 仮に戻りの数値最低の12を引いてしまうと-5で止まりまだ赤のままになってしまう。
18
2ズレが出る可能性もあるが基本的には普通縫い。弱い調整圏内に確実に入る。
逆に弱い縫いをしてしまうと11.10残りと嫌な数字が残るので悪手。
こちらも最強縫いで再生コントロールは、1回の再生で戻らない可能性が出てくるので危険。
強いの最低値を引けばピッタリ、それ以外はマイナスになるので、再生コントロールはまだ強いの方がいいかもしれない。
17
18残りに次ぐ普通の絶好タイミング。2ズレの可能性もあるが、基本的にはいい数字が残る。弱い調整圏内に確実に入るのも強み。
最強加減縫いだと16or18で、50%以上の確率で1ズレに収まる。集中力に余裕があって、腕などの誤差に余裕がある部位なら使うのもワンチャンある。
ここからは再生コントロールは強いでやるのが良い。
16~14
普通縫いがちょっと危険になってくる。
どの残り方でも普通縫いで2ズレになる数値が2箇所ある。
集中力に余裕があるなら弱い×2で寄せるのが安定する。それなりの組み合わせでピッタリになる。
13
ここからさらに微妙な数値になってくる
普通縫いで同じく2ズレが2か所。さらに最大の18を引くと-5ズレの赤になってしまう。
余裕があれば弱い×2がいい。
12
普通で縫えば、最低の12を引かない限りすべてマイナスズレになってします。糸ほぐしを強制されるので、集中力がかなり必要。
弱い×2が安定。9か8が出れば加減縫いもできる。
11~10
おそらく裁縫史上もっとも凶悪な数字。
普通だと当然マイナスになってしまう。かと言って弱いでもズレになる可能性もあり、ぴったりにはならない。しかし縫いの効率的にどうやっても弱いで縫うしか方法がない。
11では9、10では8が出ないことを真剣に祈って縫おう。
9以下はいわゆる「弱い調整範囲」に入ります。
ここは☆3になるかどうかかなり左右される部分なので別日誌にてさらに詳しく、確率なども交えながら解説しようと思います。
9まで寄せはある程度の経験があればこなすことができます。
しかし、☆2と☆3を分けるものは、9以降の数字を以下に0に近づける技術を持っているかです。
裁縫で億万長者を目指す方は、ここまでの数字にめげずにさらに高みを目指していきましょう。