やっほいメガちゃんです。
前回の記事から公開が遅れてしまいました。
今回は数別処理の方法。9からの数字です。ここからは私は『弱い調節範囲』と呼んでいます。弱いの縫い方を屈指してより0に近づけていく範囲です。
この弱い調節の上手さで大成功確率が1割は変わってくると思います。
コツは以前までと同じく「2」を出さないように動いていくだけですが。ここからは確率なども少し踏まえて説明していきますね。
9
ここは弱い縫うでOK
9でピッタリは28%の確率で 8で1ズレも28%の確率。
ほぼ半分の確率で1ズレに収まります。
同じく28%の確率で7を引いて2ズレになるのでそこは時の運。
8
弱い縫うでOK非常に良い数字です。
8でピッタリの確率が28% 7と9で1ズレの確率が56%
約84%の確率で1ズレに収まります。
7
ちょっと悩みます。
弱い縫うをすると7でぴったりが28%
6と8で1ズレが43% 合計71%の確率で1ズレに収まります。
8の時より少し確率が低いです。(理由は6が出にくいので。Vol.2参照)
6
嫌な数字です。
6でぴったりは14% 7の1ズレは28% 合計で42%で1ズレ
9は3ズレになりますが、糸ほぐしで集中力16も必要です。
5
ちょっと嫌な数字です。
かげん縫いの場合、85%近くの確率で1ズレですが、たまに3が出て2ズレになります。
☆☆加減縫い2回パターンと縫うからの糸ほぐし
弱い加減縫いを擦ればここらへんの数字も上手くおさまるのでは?と考える人も多いです。実際に加減縫いしたときにどの数字が何%で出るかの確率を下記します。
6..2%
7..16%
8..40%
9..32%
10..8%
(小数点以下の確率は略)
結論から言うと弱いかげん×2は悪手です。(ご紹介しておいてなんですが...)
しいて言うなら。8残りで1ズレに収まれば大成功になる!というときだけ、加減縫い×2をすれば90%近くの確率で1ズレに収まります。そのかわり集中力は20必要です。
縫うからの加減縫いのパターンはどうでしょうか。
以下に確率込みで出る数字を上げます
2...6%
3...20%
4...28%
5...28%
6...16%
(小数点以下略)
こちらも少々微妙ですが、3や5が出る確率は、弱いの加減縫いの時よりわずかに上がります。集中力21必要ですが、余裕があるなら狙ってみてもいいです。
3 4
弱い加減縫い一択。特に問題なし。
2
これまでさんざん説明してきた地獄の数字です。
体上といった全体のズレが大きい部位ではそこまで問題ではないですが
頭や脚といった、全体ズレ2以内の部位では、これが出るだけで他をピッタリに納めなければなりません。
最悪なのは、加減縫い、糸ほぐしをでずっと4と-4が出て2ズレがループしていくパターンです。
思い切って縫うからの加減縫いをしても、1ズレに収まる確率は25%ほど。
とにかくここまでに2ズレを出さないようにするのが絶対です。
もし出てしまった場合は
加減縫いで4か5を出して、糸ほぐしで3か4が出ることを祈りましょう。それでも1ズレで集中力26消費です。痛すぎます。
☆☆再生布でのマイナス値のさばき方
いくら糸ほぐしがあるといえど、がりがり削ってマイナス出てもいいや!と思っているとたいてい集中力が足りません。できるだけマイナス値は出さないように縫いましょう。
しかし、再生布では再生ターンを使った調整もできます。
たとえば悪魔の数字ー2ズレの部分。ここに弱い縫うをすれば
ー8~-11まで行きます。
ここで再生ターンを迎えると、+8~+1まで再生します。
0には収まりませんが、再び寄せるチャンスが巡ってきます。
例えば、
8 -5 と数字が並んでしまった場合。
普通なら8に縫う。-5に糸ほぐしで挽回を図ります。
しかし再生布の場合、思い切ってここに横縫いしてしまいましょう。
8の部分は結構な確率で1ズレにおさまります。
-5の部分は、ー12前後の数値になってしまいますが、同じく再生ターンにて1~4ズレ程度に収まります。上手くいけば0ぴったりにもなります。
こうすると、縫う糸ほぐしだと21集中力必要なのが、横縫いだとたった8集中力でいいところにもっていきます。
特に前回紹介した無法者のバンダナでは大事なスキルとなってきます。
高級商材の信託等でも、最後の調整で非常に使えます。
たくさん縫って、自分なりの弱い調節パターンを見つけることが大成功への近道です!ここで紹介したのもあくまで1例なのでいろんなパターンを自分で実験してみましょう。