テテラン「頑張ったわね。」
えんどう「いろいろと言いたいことがあるのである程度区切りを入れて話すね。」
<最初の頃>
えんどう「うわぁ…キレイな海と山が見える。関東平野のど真ん中じゃ味わえない風景の中で走るんかぁ…とか思いながら新幹線に乗ってたなぁ。」
テテラン「鉄道から始まる、まさしくリアルアスフェルドね。」
えんどう「最初は旅気分だったけど、アルプスを越え、トンネルを抜けて高城山を見たあたりから『あ、そろそろ長いじどうしゃがっこうぐらし』が始まるんだなぁ…とか思ったよ。」
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<意外とスケジュール的には暇な第1段階>
えんどう「『学校』っていうくらいだから、入学式とか校歌とか歌うんかと思ってた。」
テテラン「完全にそーゆーノリで考えてたのね。」
えんどう「淡々と寮の説明とか適正検査とか受けて、それから早速学科と技能の勉強が始まるんだ。まさか初日から運転するとは思わなかったが、合宿じゃ普通の話か。」
テテラン「早く済ませるための合宿だからね。」
えんどう「世の中×と□だけで運転できるほど楽じゃないな。マニュアルだと発進とギアチェンジと停止で頻繁にクラッチペダル踏みながら動かさないといけないから超大変。」
テテラン「そりゃそうよ。リズムに乗るだけでも運転はうまくならないわよ。」
えんどう「ぶっちゃけると、途中でオートマに変えちゃったけどね…」
テテラン「決断も肝心よね。」
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<暇なときのエトセトラ>
えんどう「いろいろと事情があるらしくスケジュール表を見たらことのほか暇だったんだよなぁ。前半は学科が詰まっているけど後になると技能2時間しかなくて、やることがないんだよなぁ…」
テテラン「そーゆータイミングで観光スポットとか行くのよね。」
えんどう「せいぜい、山を登って桜を見たくらいだなぁ…後は市街地を散策かな。スマホ片手にハックしたり回したりね。」
ケラン「意外とこういうのも思い出とか行ったことの記録になるのよね。」
えんどう「電柱とか見ていると『東京電力』じゃない時点で『あぁ、遠くにいるんだなぁ…』って気分になるタイプである。」
キュロ「60Hzとかね。」
えんどう「50Hzと60Hzの境目ではあるが、えんどうが泊まっていた場所はたぶん60Hzだと思う。」
チュル「あとは部屋でゴロゴロ、テレビでも見てたのかしら。」
えんどう「もちろんさ。某マグロのイベントでお馴染みだったあの会社のCMも流れてたな。」
チュル「あ、あれね。」
えんどう「見たことない夕方のローカル番組とかアナウンサーとかは関東人にとってはわりと新鮮(普段は事件とか災害時の中継でしか見ないから)。」
チュル「あるある。」
えんどう「そこまではいいのだが、いつものザッピングをしていると7chを押したときに『チャンネルがありません』という表示がたまにグサっと来る。」
チュル「それも関東人の宿命よ…」
<地域差が色濃く出ると思う第2段階>
えんどう「路上に出るといろいろと気を付けるだけじゃなくて、気を配らないといけないことがよくわかる。乗せてもらっている身の立場だとわからないことも多かったけど、いざ運転してみるとわかってくるものも多い。」
テテラン「そうね。」
えんどう「かつては某正月の対決番組の運転の技能を勝負しているコーナーで『そんなのもうまく出来ないのかよ…』なんて鼻で笑っていたもんだけど、結構難しいもんだね。」
テテラン「いつの間にかノーミスでうまく出来たりするものよ。」
えんどう「何だかんだで1発合格できたよ!あとは免許センターで学科試験に合格すれば1人で動かせるようになるんだ。」
チュル「サクラ咲け!」
えんどう「とはいえ、もう桜の季節じゃないけどね。他のフラワーならいくらでも咲いているけど…とにかく頑張らねば。」