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不世出の舞い手

こっぺぱん

[こっぺぱん]

キャラID
: ZK303-635
種 族
: エルフ
性 別
: 男
職 業
: 踊り子
レベル
: 126

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こっぺぱんの冒険日誌

2017-04-27 22:15:25.0 2017-04-27 22:30:17.0テーマ:その他

日誌を書いた!〜流星の集会所から〜【紅の森と鮮血の月】

早朝、いつもの時間に起きて、身支度をして、営業から帰って来た僕の可愛いかわいい双子の弟と朝食を取って、元気に森まで出勤する。
それが僕の何気ない日常の一コマ。

今日もそんな風にして家を出て来たからあんな事が起きるなんて思わなかったよ。
あーあ、

「本日快晴!森の妖精達も活発で悪さをするようなイケナイ人も魔物も居ませんでした!」

………って言う報告を堂々としてきたかったんだけどなぁ……。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「………ここで暮らすようになって暫く経つけれど、妖精達があんなに騒いでいたのは初めてだったよ。
流石に不穏な予感がしたから声を掛けようと思ったら、
妖精達の方が先に僕に気づいてくれて
僕を取り囲むや否やものすごい剣幕で捲し立てて来たの。

一斉にだったから何を言っているのか良く分からなかったし、どの子も相当焦って居たんだろうね。要領を得ないの。
とりあえず何となくは聞き出したんだけど……」

そう話しながら深くため息を吐くのは先刻出かけて行った筈の私の双子の兄。
初めは忘れ物でもしたのだろうと思い自室に籠もって居たのだが、
どうもそうではなく私に用だったらしい。

「ふむ……それで……小妖精は何を話した?」

「うぅん……とりあえず聞き出せたのは
『今夜あかい月の日、妖精の木、大変、みんな逃げる、戦う、森、嫌』って……
なんのことかは良く分からないんだけど……
……なんだか平穏じゃない内容じゃない?」

なるほど、それで私に知恵を貸せという訳か。
力にはなってやりたいがこの情報量ではな…

それに紅い月か、確かに気になるところだが
しかし……

「……小妖精には悪いがこれは私達が関わるべき事柄か?
と言うよりも……関わっても良い事柄、か……?」

「そう、だからキョクヤにも相談してみたの。
僕達はどう動くべきだと思う?」

ああ、一番の論点はそこか。

「そうだな……万が一ということもある。
小妖精が騒ぐ理由はともかく、それに便乗してあれが出てこないとも限らない。

現地には行くが此処での問題に関しては静観する……と言うのが妥当な策では?」

「やっぱそうなるよねぇ。
うぅーん了解!
でもさ、もし集会所や集会所の子達に危害が及びそうになったとしたら……?」

「その時はその時、だ。
彼処は守らねばならない。
自己責任と自己判断で動いてくれ……」

私達を受け入れたあの場所は何物にも代えられない。
そう思うのは生物故の本能か、愛情か、はたまた別か。


結局そのように話をまとめて職場放棄をして来て居たらしいビャクヤを追い出した後
私も多方へ今晩の営業の手回しをしてから仮眠を取ることにした。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

空には鮮血の如く紅い月。

あの月が呼ぶは災いか、はたまた幸か。
あの月が示すは絶望か、はたまた希望か。

今宵紡がれるは如何なる未来か?

「紅い月と言うものも風情があって良いものなのだがな、
今回も悠長なことを言っている場合ではなさそうだ。」


春先だと言うのに凍てつくかのような気を発する森の入り口で、
星明かりひとつ無い暗黒の空に浮かぶ
鮮血を振り撒くが如く紅い光を放つ月を見つめる。
嗚呼、今宵は長き夜になりそうだ。
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