魔法使いひろりん~と
極度のオカルト恐怖症のカイルと
志強き弓使いアーシェと
脳天気な変態バカのまなっち
この4人が世界を変える!
究極に謝罪
また写真の使い回しww
申し訳ない・・・
土曜には入れる気がする・・・
ゲームしたいよォぉぉぉぉ!
あらすじ
異世界で出会ったもう一人の転送者「まなっち」の携帯から驚きの真実が。
2つの世界が戦争を始めようとしている!
二人の立場は悪化していくばかり。
どうする~
ひろりん~「くそっ!遅かったか!」
まなっち「え!ボクって悪者?映画出演決定!?来たぁァァァァ!」
アーシェ「あなたの脳内は大丈夫なの?」
カイル「やばいな・・・王都に行っても意味無いんじゃ・・・」
アーシェ「じゃあどうすれば・・・」
ひろりん~「この事件の黒幕をぶっ潰す。それだけだよ。」
まなっち「カメラ回ってますかぁ~?はいピース!」
三人「・・・・・」
まなっちの破天荒っぷりにあきれる三人
と、その時アーシェとひろりん~が何かを感じ取った。
ひろりん~「なあ、アーシェ。これやばくないか・・・」
アーシェ「同意見よ。」
まなっち「カメラが回っていない不具合の事ですかぁ~」
ひろりん~「カイル・・・ごめん。この森を通るんじゃ無かった」
カイル「ええ?意味が分かんないよ、ひろりん~!」
アーシェ「この森は、悪霊の樹海よ」
カイル「あああああ悪霊ゥゥゥゥゥ!?」
まなっち「映画出たかったなぁ~」
ひろりん~「妖気が密集してる!やべーぞ!」
アーシェ「戦闘準備っ!」
まなっち「はいよっ!」
カイル「この世の終わりだ・・・」
カイルのオカルト恐怖症は治らなかったらしく、戦える状態でないw
三人で戦うことに・・・
腐った死体を初めとする、多くのアンデット達が四方八方から襲いかかる!
ひろりん~の海鳴りの杖が、黄色がかった光を放つ。
杖に薄い羽のような物が送付された。
ー『早詠みの杖』ー
杖スキル固有の補助特技であり、呪文をキャストしてから発動するまでのタイムラグを限りなく0にする特技である。
複数の魔物と戦う場合、魔法使いなどを守る前衛は1人でヘイト管理を行うのはまず不可能だ。
自分の身は自分で守れるようにしないと・・・
この場合、前衛のカイルは色んな意味で戦闘不能なのだがw
この特技を用いて発射された魔法の事を「クイックマジック」とも呼ぶ。
ひろりん~「高速詠唱、メラミっ!」
海鳴りの杖からいくつもの火球が迸り、魔物達に着弾する。
アーシェも戦場を駆けていた。
弓使いは遠距離から前衛を支援しつつ相手を叩くのが役割だが、この場合は相手を自分の防衛ライン内に入られないことが大切になる。
弓を撃ちまくるアーシェの傍らで、握られた短剣「イーグルダガー」を舞うように振るうまなっちの姿があった。
懐に潜りこみ、切り裂き、また駆け抜ける。
その姿は戦場のバレエのようだ。
そのすぐ側の木の根元でぶんぶん剣を振りまくっているカイル。
カイル「きゃァァァァァァァァァァ!くんなバカっ!ほわァァァァ!」
ほとんど目をつぶっているので命中率は皆無であるw
戦いまくって15分。
ついに魔物を殲滅した。
魔法の聖水を飲み干すひろりん~。
ひろりん~「この集まり方・・・普通じゃ無いな」
カイル「こんな森ィ~早く出ようぜっ!」
カイルは一刻も早く、この肝試しツアーをおりたいようだw
そんな中、アーシェが思い詰めた顔をしている。
まなっち「どったのアーシェ?薬草食べる?」
アーシェ「大丈夫、平気よ。でもこの感じ・・・どこか懐かしい・・・」
アーシェがそんななか、次なる刺客が・・・
一気に妖気が集結し、黒雲が空を染め上げる。
尋常じゃない魔力だ。
ひろりん~「何だ一体?」
森の奥から1人の人影が現れる。
2刀の刀を引きずり、全身を戦装束で包んでいる。
そしてその顔は・・・
カイル「ドクロっ?きょェェェェェェェェェェぇぇぇぇ!」
カイルは気絶した。
落ち武者のようなその剣士。
アーシェが驚いた顔を作る。
アーシェ「やだっ・・・そのブレスレットは・・・私がっ・・・」
まなっち「どうしたの?アーシェっ?」
アーシェ「兄・・・さん・・・」
なんと!あの落ち武者がアーシェの兄?
アーシェ「だって兄さんは2年前・・・」
立ちすくむアーシェ
そこに2刀の刀で襲いかかる!
ひろりん~「アーシェっ!逃げろォぉぉぉぉ!」
アーシェ「嘘っ・・・嘘よ。こんなっ・・・嫌ァァァァァぁっ!」
第10章終了
アーシェの兄が落ち武者?
どうなってるのぉぉ!
次回、決戦の刻。
死んだはずのアーシェの兄に、彼女は戦えるのかっ?
11章は必見!