あらすじ
知らんw1話みまっしw
そうそう、北陸新幹線でm(強制終了
マルク「まったく・・・今日はお前にとって重要な日なんだぞ。ほら、朝食作っといたから」
アスラン「ありがと、兄さん」
食卓にはスライム型トースト、レットベリー100%ジュース、ハムエッグに謎のサラダがスタンバイされていた
自己紹介が遅れたけど、僕はアスラン・ローランド
このローランド家はここ、ローランド王国と少しだけ縁がある
僕のお父さんは王族の者だったんだ
昔の戦いで帰らぬ人になった
僕のお母さんと一緒に、僕が生まれたばかりの時に他界している
今日は特別な日、っていう訳では無いけど兄さんにお使いを頼まれているんだ
しかも今回は隣町まで行けって言うから困ったもんだよ
外はモンスターの巣窟同然
自分のレベルは1
無理ゲーだろうw
そんな事を考えて居るとからになった皿にありもしないサラダをフォークでカチカチやっているアスランに兄は笑うしかなかった
マルク「まあお前が心配になるのは分かるが、戦闘は出来るだけやっておいたほうがいいからな」
アスラン「うん・・・でも俺・・・」
マルク「心配性すぎだってお前wそんな心配性のお前に二つプレゼントがある」
アスラン「二つ?」
マルク「一つはこれな」
そういって兄が取り出したのは古びた一本のレイピアだった
マルク「コレは『ライト・レイピア』っていうレイピアだ。軽さ重視で扱いやすいが、攻撃力はやや低め。頑丈さは星三つって所かな」
初めて握る武器の感覚
確かに軽いが、今なら凄く重くずっしりとしている気がする
アスラン「あ、ありがと兄さん」
マルク「リアクション薄っwまあいいや。んで2つめのプレゼントが~」
いきなり玄関の扉が開いて、威勢のいい声が聞こえてきた
悟空「やっっほぉぉぉ!アスラン!今日だよな、出発って!」
アスラン「うわあああっ!なんだよ悟空!」
マルク「あれが2つめのプレゼント」
アスラン「はぁ!!?」
マルク「お前だけじゃ心配でさぁ。親友の彼にお願いしておいたw」
悟空「まあ、個人的なこだわりがアルのも大きいなwww」
アスラン「wwwじゃねーよ!」
悟空「ま、そういうわけだ。俺も向こうに用事あるし」
アスラン「まあ嬉しいけどさぁ」
仲間が増えるのはいいんだけど、こいつだけは危険だw
アスラン「じゃあ、行ってくるね兄さん!」
悟空「こいつはまかせてくださぁ~い」
マルク「じゃあな2人ともォォ!」
バタンとドアの閉まる音が部屋に響き渡る
マルク「アスラン・・・お前は自分の運命に負けちゃ駄目だ。俺が・・・追いつくまで・・・待ってろよ・・・」
マルクは過去につけられた呪いの印に手を当てる
これは自分の本来の役割ではない
だが主というマスターの仇を討つ為に、彼は旅立とうとしていた
マルク「人間臭くなってきちゃったなぁ・・・俺」
ローランド王国の人口は敵国エルメス王国に続いて第2位を誇る大国だ
兵力も十分だが、それ故に戦争の匂いも漂う
今は平和な町で、資材調達の為に一旦別れる2人
アスランは薬草などを買うことに・・・
「お兄さん!ちょっと君!来ておいで!」
そんな言葉をかけられて、一軒の屋台の方に向かう
商人「何かお探しで?」
アスラン「ええ、薬草を探しているんですが・・・」
商人「ええ、ありますよぉ~。こちらの薬草は20ゴールド販売!今なら10個セットで180ゴールドだよぉ!さらに買ってくれたら超格安でこの特薬草を60ゴールドで売っちゃうよォォ!」
そんな商人の言葉に「じゃあそれ下さい」と言おうとしたその時
「ちょっと商人さん。子供に対して詐欺はいけませんよ」
アスラン「え!?」
商人「な、何のことで?」
とぼける商人
「君、薬草は普通単価8ゴールドだよ。ってことは10個セットで180ゴールドって100ゴールド分どこ行ったんですかね、商人さん」
商人「こ、この薬草は特別環境のよい所で育てられているので」
「ふゥ~ん。じゃあこの『薬草を三つ箱にぶち込んだだけの特薬草(笑)』はどう説明するのww」
そういってそのプクリポは箱から三つの薬草をとりだした
商人「私の商品に何やってるんですか!業務妨害、器物破損で逮捕しますよ!」
「じゃあお前は詐欺と価格偽造と商品偽造な。豚箱にぶち込んでやろうか」
商人「ひィィィィィィ!ただで薬草20個あげるから許ちてェェェェ!」
「はい、毎度ぉ~w」
そう言ってプクリポはその薬草をアスランに渡した
アスラン「ありがとうございました!」
「いやぁ、ここら辺は闇市が盛んらしいから気をつけてね」
アスラン「教えてくれてありがとうございます。お名前は・・・?」
ひろりん~「僕はひろりん~。ただの魔法使いさ」
2話終了