目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

光の魔法使い

ひろりん~

[ひろりん~]

キャラID
: LK276-113
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 魔法使い
レベル
: 85

ライブカメラ画像

2D動画 静止画
{{ photoImg }}
さつえい日  :  {{ photoDate }}
さつえい場所  :  {{ photoZone }} ({{ photoWorld }})
{{ photoImg }}
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}{{ optionalYear }}
    {{ entryTitle }}  {{ charaName }}
{{ photoImg }}
{{ entryTitle }}
{{ mangaImg1 }}
{{ mangaText1 }} 
{{ mangaImg2 }}
{{mangaText2 }} 
{{ mangaImg3 }}
{{ mangaText3 }} 
{{ mangaImg4 }}
{{ mangaText4 }} 
  • エントリーナンバー : {{ entryNo }}
    {{ charaName }}

ひろりん~の冒険日誌

2015-04-08 07:37:05.0 2015-04-08 07:38:07.0テーマ:その他

アストルティアオブクエスト第2章第14話~その思い、断ち切る為に~

サイファーの放ったナイフが左肩を掠め服を切り裂く
だが、悟空は臆することなく飛び上がり拳をサイファーめがけて放つ!

悟空「ランドブレイク!」

大地が隆起し、震央から岩が浮かび上がる

だがそれを躱してからのスローナイフ
悟空には盾も武器も無かったから、躱すしかない


サイファー「逃げてばかりじゃ倒せねぇよ!」

ランドブレイクで出来た岩陰に隠れるも、長く持ちそうにない


するといきなりサイファーが大きく跳躍し、悟空の上を取る!
サイファー「蜘蛛乃陣!」
悟空「やべっ」


瞬時にして8本のナイフが悟空の周囲に刺さり、術式が展開する
そして蜘蛛の巣のような陣が完成し、悟空を不可視の糸で束縛する

この技は盗賊のクモノをアレンジしたサイファーの「無詠唱版クモノ」だった

一定時間動きを封じられる悟空にサイファーが畳みかける!


一気に大量のナイフを放つサイファー
投げられたナイフは悟空の周りで渦を巻くようにして高速回転する
ナイフによって出来た竜巻
サイファー「シーフズ・テンペスト!」

竜巻が回る度に無数のナイフが悟空に千の刻晶を刻む!



ウィリアムは倒れながら、やられていく悟空の姿を見つめることしか出来なかった
本当は自分が正さなければならない教え子の過ち
それを止めようとした仲間が苦しんでいる

ウィリアムは動かない自分の体を呪った



術が解け、大量のナイフと共に倒れ込む悟空

サイファー「もうやられちゃって、さっきまでの威勢はどこへやら~」
悟空「うぅ・・・」


悟空も考えて居た
今の力では、サイファーを倒す事は出来ない・・・
悟空の力じゃ倒せない相手だった

素手だからという意味ではない
レベルの差と何より、「ウィリアムの教え子」だからだ

あの人に教えて貰った事は教えた本人にしか分からない

それを理解した上で、弱点を知っているのはウィリアムだけ


ウィリアムにしか、倒せない相手なのだ


だがウィリアムは重傷
自分もかなり重傷だ

根っからの武闘家に回復魔法もない
薬草は、さっきの攻撃でバックごと微塵切りだ

悟空がウィリアムにしてあげられること


もう一度立ち上がる糧となる物


悟空が導き出した答え。それは・・・


サイファー「ねぇ。もうつまらないから殺していい?」
長い沈黙に耐えかねてサイファーが言い放つ


すると静かに悟空が立ち上がる
足音もおぼつかず、視界も若干かすんでいる
血を出しすぎたせいで意識が朦朧としている


だが、さほどHPは減っていなかった

この技は異常状態を与える事に特化した技だ
「出血による継続ダメージ」「出血による精神浸食」

かなり痛かったがHPは半分ぐらい残っている


パラディンじゃない悟空がこの技を使えるのは、口うるさい父の薦めで
一度だけレベルを上げていたから

悟空「感謝するぜ。クソ親父っ!」


ウィリアムに向かって無造作に向けられた血まみれの手
サイファーは状況を理解できていなかった


手に自分の活力を集中させ、そしてウィリアムに分け与える!




悟空「受け取れっ、HPパサーっ!!」



サイファー「何っ!?」
渡された体力はウィリアムの体力を回復させ
悟空はHPを与えすぎて倒れ込む

体が動くようになったウィリアムは静かに立ち上がり、言い放つ


ウィリアム「馬鹿野郎はてめぇだよ。すぐ、終わらせる」


ウィリアムが倒れている間に考え出した答え

教え子に教官としての技は通用しない
なぜなら、もう知られてしまっているから


ならば、知られていない技を使えばいい


あの日、親友に追い出された地を後にしてきた彼が習得した奥義を


ウィリアムは一気に2本の投剣を投げる!


サイファーはこの時点でどの技かを理解できた
左右に分かれれば「挟み撃ち系」など
大体予測可能だ

だが2本の投剣は直進するわけでもなく、右でも左でも斜めでもなく、ただ



全方向から迫るのだった!



サイファー「何っ!?」
いきなり2本だったはずの投剣が10本に増殖し、全方向から狙い撃つ!


投剣に風の残像を附属することによって完成する奥義


ウィリアム「パーフェクトディレクション!」


和訳すると「完全なる方角」
その名の通り、逃げることの許されないサイファーは
甘んじてその10撃を受ける他ない

サイファー「や、やめろ!やめろォォぉ!!」


ウィリアム「散れ」


一瞬にして10連撃を刻み込まれたサイファーは、静かに倒れた




だが、そんな教え子に目もくれず悟空の元へ歩み寄る

悟空「悪い。世話かけたな。今、運ぶよ」

気を失っている悟空を担いで、一歩ずつ、確実に、先へ歩いていった








いいね! 32 件

ログインしていないため、コメントを書くことはできません。


戻る

ページトップへもどる