ひろりん～の冒険日誌

あらすじ
どこぞのネコさんのおかげでみんな無事でしたぁ～ｗ






ＭＰを使い果たしたグロウズはその後、体を蒸発させながら砂漠の彼方へと
塵となり消えていった

どうやらグロウズは体全体が魔力で構成されていたらしく、自らの肉体を維持しきれなかったらしい
ウィリアム「哀れだな。慈悲もねぇ」
マルク「だな。自滅ほど愚かな行為はないぜ」


とはいえ、国は跡形もなく消えていた
エルメス王国は滅亡したと思ってもよい


悟空「りな。お前はどうするんだ？国は消えちゃったし、さ。王族の生き残りはお前だけだろ？」
王族のメンバーは全員グロウズに殺されてしまっていた
王無くして国の再建などあり得ない話だ

それにエルメス王国の復興には莫大な時間と人手を要するだろう

それもこれも、りなが一人で抱え込まなければならないなんて･･･


りな「国は滅びた。けど・・・みんな生きてるよ。生きていれば、人間なんだって出来るって。
私、頑張って国を立て直す。みんなで力を合わせて。」

きょうすけ「って事は･･･お別れ･･･？」


りな「そうなるかな･･･。ごめんね。みんなとはもっと冒険したかったけど」
辛い選択だが、ここにいる何万人という国民を見捨てるわけにはいかない
それが、彼女の決意だ

チト「そっかぁ。寂しいな･･･。僕たちも手伝うよ？」
りな「いいんだ。国の再建は、私の役目だから････」









ラム「ちょぉぉぉっとおまちなさぁぁぁい！！！」


いきなり後方から大声で叫ぶ声が！
全力でこっちにダッシュしてきている
きょうすけ「え、ラム！？」
悟空「留守番じゃ･･･」

ラム「何考えちゃってるのよ！ヒロインここで抜いたらこの後の展開的にひろりん～が困るでしょうが！！」
ウィリアム「何いってんだお前？」

息を切らしながらラムはなおも語り出した

ラム「国の再建？はぁ？そんなんでストーリーぶち壊されてどうするのよっ！」
きょうすけ「うわぁぁ。なんかメタいｗ」


りな「なんと言われようと、私は国を再建する！そう決めたんだから！」

ラム「ほほう。このbest of the　チートと呼ばれし私に喧嘩を売る気?」
マルク「話の展開がそろそろおかしい展開になってるぞ？！」

すると、ラムは素早くスマホを取り出し恐るべき速度でタイピングし始めた！


ショイチ「もはやドラクエの設定打ち壊しだなっ！」
チト「うわぁ！いつからいたのさっ」
そんな会話そっちのけで打ちまくるラム
どうやらメールを送信しているようだ

そして、ラムは満足げにスマホをしまう



ラム「今、世界中の私の財力者(下僕)達に王国復興を要請したわ」



一同「WHAT HAPPEN？！」

ラム「私が落としてきたオトコ達よん♪
遅くても５日･･･いえ、３日で完成させるわっ！」

一同「さなどぅ！！？」


王国を３日で完成させるなど前代未聞だ
一瞬にして財力者を操り、巨額の富を一瞬で取り出せるこの女

こいつは女神なのか危ないお姉さんなのか
その答えは外伝で･･･


先程の勢いはどこへやら
りなはぽかんとしていた


数分後、恐ろしいマッチョＭＥＮ達が大量に現れ王国を立て直し始めたという




その後チームアジトに戻り、みんなにスフィアベリーを食べさせ毒を治した
こうして、長かった旅が終わりを迎えたのだった･･･



アスラン「ふぅん。そんな事が有ったのか･･･」
悟空「ああ。いろいろあったんだよ」
すぐにみんな元気を取り戻し、誰も死なずに済んだ
りなは後のことをファーランに託し、また一緒に冒険をすることになった


ガイアスとフェンについてだが
ガイアスはチトにフェンを託した
本人曰く「チトとフェンは相性が良いから」だとか
色々意味不明な発言だった


悟空「あー･･･そろそろかなぁ。時間」
いきなりそう言うと、突然バタンと悟空が倒れてしまった

アスラン「ええ！？悟空大丈夫？」
顔が凄く赤く、熱い
これはデットベリーの症状だ

悟空「ちょっと無理言って毒の成分だけを凍結させて貰ってたんだ･･･」
アスラン「え？誰に？」


悟空「それは･･･秘密だよ･･･」
そして悟空は気絶してしまった

その後あまったスフィアベリーで悟空は助かったそうだ