あらすじ
まさかの魔王一行とラムが同じバーで遭遇w
ラム「なんであいつがここにいるのよ・・・」
驚愕の事態に息をのむラム
すると、四人はラムの隣の席に座り話始めた
どうやらラムに気づいていないようだ
ラム「今がチャンス!」
それをいい事に、ラムは素早くポーチから変装道具を取り出し、別人になりすました
アルハマ「あー。なんか暇だ」
だだねこ「いつもそれですねぇw」
アレクサンドラ「とりあえず冒険者らしく未開の地を攻略するとかw」
ゆかり「まさにドラゴンクエストって感じだねぇ。バーテンさん!私焼酎一本!」
グレール「分かりましたお客様」
グレールは倉庫から取り出してきた焼酎瓶をお猪口と共にカウンターに置いた
そしてゆかりは豪快にお猪口を使わずに瓶ごとグビグビ飲み干してしまった!
だだねこ「ゆかりっ!バーに来て焼酎一本丸呑みとは・・・・・・・素敵っ!」
アレクサンドラ「素敵!!?普通ワインだろ!洋酒だろ!」
アルハマ「黙れ参謀。常識なんてクソ食らえ~っ!heyhey!」
ゆかり「イェーイ!イェーガーッ!!」
見れば既にアルハマはウイスキーを2本飲み干している
いつの間に注文したのか定かではない
二人のテンションは最高潮だ
アルハマ「ゆかり氏!いっちょ歌おうかべいべーッ!」
ゆかり「ウェーイ!乗ってきたから紅蓮の○矢歌っちゃうyo!」
だだねこ「バーでそんな行儀悪い事をっ!・・・・・・・・惚れちゃう・・・」
アレクサンドラ「そこ萌えポイント!?」
そんな三人の痛い人をよそに参謀は恥ずかしィ雰囲気に耐えていた
アレクサンドラ「あのぉ~すみませんね。うちのメンツ入るとすぐこうなっちゃうんでw」
ラム「ああ、いえ、お気になさらず。元気な事っていい事だと思いますよ♪」
隣に座っていたラムに謝る参謀
変装したラムは、初対面を装い続ける
ちなみに今は髪の色をココアブラックに変え、メイクの単調を全体敵に暗くし、眼鏡をかけている
いつでも持ち歩いている変装道具だ
アレクサンドラ「ここ、凄く有名なバーだと聞いて来たんですが、素敵なところですね」
ラム「そうなんです。ここのマスターはちょっと顔の利く情報屋でして♪浮気調査もお手の物ですの♪」
アレクサンドラ「それはもはや探偵ですねw。凄いマスターさんだ」
とりあえず世間話で場を乗り切る
むやみに答えを急ぐのはタブーだ
ラム「今日は何か美味しい依頼がないか聞くついでに一杯飲んでいた所なんです♪」
アレクサンドラ「ほほぉ。あなたも冒険者だったんですねぇ~。僕らもとある情報が欲しくて来たんです」
話を続ける最中、紅蓮の○矢が店内のジャズを破壊している
もはやアンティークとはほど遠い
ラム「もしよければ、私も聞いてよろしいですか?何かのクエストの予感がしますので・・・。私の悪い癖なんです。
面白そうな話はすぐに聞きたくなるんで♪w」
アレクサンドラ「分かりますw。でも、知りたい情報はクエストとはまたちょっと違うかも・・・w」
ラム「あらら、残念w。・・・そうだ。ここで出会ったのも何かの縁♪少しの間、ご一緒してもよいですか?」
アレクサンドラ「構いませんよ。あなたは賢そうだから助かります。なにせ馬鹿が三人もいるもので・・・」
アルハマ「heyhey!聞こえてるぜロリサンドラ!」
アレクサンドラ「なっ!ろ、ロリだと!?」
ゆかり「そこのお姉さん!一緒に歌いましょ♪レリゴーどうです?」
ラム「凄く好きです♪では・・・・・・レディゴーッ!レディゴーッ!」
だだねこ「す、荒ましぃハーモニィッ!高まるぅ!」
バーはもやはリサイタル場と化し、他のお客は耳をふさいでいる
ラム自身、結構今楽しんでいるw
アレクサンドラ「え~っと・・・まだ紹介してませんでしたね
私が僧侶兼参謀アレクサンドラ
あの焼き魚が魔法使いアルハマ
この危ない人がバトルマスターのゆかり
それでこのお魚が結界師だだねこ
あなたのお名前は?」
ラム「ラティス・ムーヴル。気軽にラティスで良いですよアレクさん♪」
こうして、ラムは見事魔王ご一行のパーティの仲間となった
だが、ラム自身少し困惑している
とても明るく、朗らかなパーティだ
世界を破壊するような奴らには見えない
ラムはそんな事を考えつつ、レリゴーし続けた
?「全ては私のシナリオ通りだ・・・」
どこか、深い暗闇の中で一人嘆称する影一つ
甘美な音色に誘われて、眠りについてしまうような音楽が流れる
ここはどこだろう
?「交わる3つの運命が、より面白い終焉を演出する・・・。実に甘美だ」
それはまるで、幻想即興曲であり鎮魂曲
?「さあ、アレクサンドラ。君の邪心を呼び覚まそうか。今作の主役は君であって君でないのだから」