あらすじ
見事にエルメス王国を奪還した一行はみんなを毒から解放し事なきを得た
まなっち「ひゃっふぅーっ!」
気持ちの良い日差しの元、まなっちが高らかに歓声をあげる
今彼女は新作ドルボードの試運転中なのだ
開発したのはチト
もともと機械好きのチトが、元軍人のウィリアムの助言を元に開発したのが
チト「これぞ、『フライングスケボードル』の実力なり!」
ウィリアム「性能はハイクラスだぜ?最高時速は70キロってなw」
ペリ「凄まじいなおいw」
簡単に説明しよう
従来のドルボードは通常移動速度の1.8倍の速さで進むのだが、ブーストモーターと制御システムを付け足して今に至るハイテクマシーンだ
見た目はあからさまにコナ○のターボエンジン付きスケートボードだが、
これは数分間飛翔することが可能なのだ
阿○博士もビックリだ
だだし、燃料のドルセリンは3倍の量を必要とする
それに、水上では使えない
むしろクラッシュする
そんなティアでの数少ない移動手段の試運転だ
まなっち「すっごーい!やばい!マジやばい!ちょべりぐーっ!」
悟空「死語使うなしw」
一気に中庭の芝生を巻き上げ、空へと加速するまなっち
全てが手のひらサイズに見える高さまで上昇する!
気分も最高潮!
と、ここでメカに異変が・・・
ボン!!
いきなりエンジン部分が煙を上げ、急降下し始める!
まなっち「ぴやぁぁぁぁ!ou nooooooo!i,ll go to the hell?!」
制御不能となった機体は真っ逆さまに地上へ!
チト「あれれ~・・・メカに異常があったのかなぁw」
ウィリアム「いや、上昇しすぎて気圧が下がってエンジンがぶっ飛んだんだろうな」
ペリ「ってか助けなさいよ!」
その時、後ろから響き渡る詠唱音が芝生を撫でるように流れる
まなひよ「旋風よ、集いて往来せよ。『シルフィーネ』!」
芝生を巻き上げつつ、穏やかに吹き荒れる旋風が落下するまなっちとスケボードルの残骸を受け止めた
まなっち「ひやぁぁぁ・・・ここは天国?地獄?私はどこに召されたのでしょうか。
あぁ・・・霜降り肉の匂いがすty・・・
ん、霜降り肉・・・? ひゃっはーっ!let,s eating time!」
まなひよ「その様子なら大丈夫そうねw」
まなっちはまなひよに礼をする事もなく、チームアジトへダッシュしていった
チト「はぁ・・・設計は完璧なんだけどなぁ」
きょうすけ「改良の余地ありだねチト。そうだ、スケボードル一台くれる?」
さっき墜落現場を見たのにいきなり何を言い出すのだろう
きょうすけ「ちょっと俺も乗ってみれば、何か原因分かるかもだし」
チト「あ、そういう事ならいいよ。気をつけてね兄さん」
フェン『チト~。おなかすいた~』
チト「はいはいw霜降り肉あげるからさ・・・あ。まなっちがぁぁ!」
フェン『ええ!じゃあ本日のディナーは!?』
チト「ごめんよフェン・・・。たべのこし(ポケモン仕様)で我慢しておくれ・・・」
フェン『そ、そんなぁ~っ』
チト「許せよ、フェン!」
きょうすけ「あー・・・貰っていくよスケボードル。あと、今日の献立は焼き肉だよ」
二人「やきにくぅ!?」
二人のテンションは未だに最高潮のようだw
辺りが黄金色に染まりだした所で、チームハウスに戻る一行
その世界に、数羽のカラスがその漆黒の翼をはためかせ、
夕焼けを引き裂いていった・・・
ペリ「そういえばまなひよ。杖変えたんだね」
帰路で唐突に投げかけられた言葉に、まなひよは笑い返した
先程魔法を使うときに使った杖は両手に持つのではなく、片手サイズのスティックの様な代物だった
まなひよ「魔法使いって詠唱時間無ければもっと活躍できると思って。
んで、ハリー○ッター見て小さい杖に憧れて・・・」
ペリ「左様でw」
名称は『黄昏し女神の至杖』
35㎝の片手持ちで、金の装飾と女神のシンボルが美しい一品
魔法攻撃力はイーリスの杖を上回ると言う
ひろりん~は「早くこれ以上の激レア杖が欲しい!」と嘆いていた
彼の杖の話は、また後ほど機会を追って紹介していこう
第1話終了
4章は割と頑張って考えた物語です
丁度折り返し地点かなw
時間が無くて日記書くので精一杯で言えませんでしたが
毎回の閲覧感謝です!
コメントも楽しみにして見てますw
これからも頑張るのでよろしくお願いします